LastLOVE
「着いた」


健の一言で、バイクから降りる。

「寒いな…よし、走るぞ」


そう言って、あたしの荷物を持って、階段を上がって行く健。



「あ〜待ってよ〜!!!」


その後を走って着いて行った。



健の家に入ると暖かかった。


「ココアいる??」

「いる!!」


あたしがコーヒー飲めないのを覚えててくれてるから、コーヒーじゃなくて、ココアをくれる。


そこも大好き。



「はい。」

「ありがとう♪」


あたしのすぐ横に座る健。

あたしは健の肩に頭を傾けた。


「暖かいね♪」



チュ…


「こうした方がもっとあったかいよ??」


ドSの健が始まった。



「も〜…」

そんな事言っても、キスを辞めない健。



「やべ〜…夜までもたん…」

「えッ!!!今するの???」



「…」

ちょっとはにかんで、またキスをする健。




ピーンポーン…


「誰だよ…」
健は少し怒りながら、玄関に向かった。


「ふぅ…よかった…」

あたしは安心してるけどね!!!






< 99 / 287 >

この作品をシェア

pagetop