【実話】2014〜あの頃〜
6月
そうこうしているうちに梅雨の季節になった。
この頃になるとさすがにもう松井とは前みたいに普通に話せるようになっていた記憶がある。
今思うともう完全に松井のこと好きなのに、当時は松井のこと気にしちゃうのは、今気まずくなってるからって言い聞かせてた。
そして、誰が言い出したのか覚えてないけど、松井と、かりんと、たくみと、たくみの部活の友達男子1人と私の5人で
地元で有名な花火大会に行くことになった。
とは言っても、学校帰りに花火会場から近い松井の家にみんなで行って見るだけだったけど、
それでも私にとっては夢みたいな時間だった。
好きな人と同じ場所から一緒に花火を見る。これだけ幸せなことってあるのかな。
他の4人とは違って私だけ部活がなかったので、一旦家に帰ってとびっきり可愛く、でもバレない程度に化粧をして出かけた。
この年に買ったお気に入りの花柄ワンピースを着て行ったのは今でも覚えてる。
松井の家の最寄り駅に集合して、そこからみんなで一緒に松井の家に向かった。
ずっと家に向かってる間、幸せでそわそわしている自分をみんなにバレないように取り繕うので必死だった。
さすがにこの時までくると、少しは自分の気持ちに嘘をつけなくなる自分もいた。
家に入る前にすでに花火は始まっていた。
「えっやばくない!?めちゃくちゃ光ってる!!!」
今まで大きい花火大会には家族でしか来たことなかったこともあって、すごい興奮してテンションが上がってしまった記憶がある。
「やばいね!マジできれい。」
そう言ってくれた松井の横顔を見て、また来年も一緒に来れたらいいな、なんて思ってしまった。
この頃になるとさすがにもう松井とは前みたいに普通に話せるようになっていた記憶がある。
今思うともう完全に松井のこと好きなのに、当時は松井のこと気にしちゃうのは、今気まずくなってるからって言い聞かせてた。
そして、誰が言い出したのか覚えてないけど、松井と、かりんと、たくみと、たくみの部活の友達男子1人と私の5人で
地元で有名な花火大会に行くことになった。
とは言っても、学校帰りに花火会場から近い松井の家にみんなで行って見るだけだったけど、
それでも私にとっては夢みたいな時間だった。
好きな人と同じ場所から一緒に花火を見る。これだけ幸せなことってあるのかな。
他の4人とは違って私だけ部活がなかったので、一旦家に帰ってとびっきり可愛く、でもバレない程度に化粧をして出かけた。
この年に買ったお気に入りの花柄ワンピースを着て行ったのは今でも覚えてる。
松井の家の最寄り駅に集合して、そこからみんなで一緒に松井の家に向かった。
ずっと家に向かってる間、幸せでそわそわしている自分をみんなにバレないように取り繕うので必死だった。
さすがにこの時までくると、少しは自分の気持ちに嘘をつけなくなる自分もいた。
家に入る前にすでに花火は始まっていた。
「えっやばくない!?めちゃくちゃ光ってる!!!」
今まで大きい花火大会には家族でしか来たことなかったこともあって、すごい興奮してテンションが上がってしまった記憶がある。
「やばいね!マジできれい。」
そう言ってくれた松井の横顔を見て、また来年も一緒に来れたらいいな、なんて思ってしまった。