【実話】2014〜あの頃〜
7月
時間が経つのって本当に早くて、もうあっという間に期末テスト前になっていた。
このテストが終われば夏休み。
そしてテスト週間に入ったある日、またもや松井に2人でマックで勉強しようって誘われた。
正直この前のマックの時はまだ気まずい部分があって、そんなに松井は楽しそうにしてなかったから、
まさかまた二回目があるなんて思わなくて本当に嬉しかった。
その日は早く授業終わらないかな、2人でまたマック行けるなんて嬉しいな、それしか考えられなかった。
帰りにかりんに、
「ええーっ、2人でマック行くのー?ずるい〜今度は私も連れてってね〜?」
なんて言われて、正直可愛いかりんじゃなくて、私を誘ってくれたことに優越感を感じてしまった。
けどかりんが、テスト週間も部活の子たちと帰ってるのを知ってるから誘わなかったんだろうな、
もしかしたら本当はかりんと行った方が楽しいんだろうな、なんて1人で考えちゃったりもした。
それでも一緒にいれる時間がひたすらに幸せだった。
何度目かの2人で乗る電車。
そして同じものを頼んで、同じ場所にいられる。
一緒にいるだけで幸せ、ってきっとこういうことを言うんだろうな。
手を繋いだりできなくても、
ハグとかキスとかそんなことしなくても、
ただ一緒に同じ空間にいる、シンプルで簡単なことに思えるけどそれがずっと続くかなんて分からない。
この一瞬一瞬が全部すごく幸せなものだった。
このテストが終われば夏休み。
そしてテスト週間に入ったある日、またもや松井に2人でマックで勉強しようって誘われた。
正直この前のマックの時はまだ気まずい部分があって、そんなに松井は楽しそうにしてなかったから、
まさかまた二回目があるなんて思わなくて本当に嬉しかった。
その日は早く授業終わらないかな、2人でまたマック行けるなんて嬉しいな、それしか考えられなかった。
帰りにかりんに、
「ええーっ、2人でマック行くのー?ずるい〜今度は私も連れてってね〜?」
なんて言われて、正直可愛いかりんじゃなくて、私を誘ってくれたことに優越感を感じてしまった。
けどかりんが、テスト週間も部活の子たちと帰ってるのを知ってるから誘わなかったんだろうな、
もしかしたら本当はかりんと行った方が楽しいんだろうな、なんて1人で考えちゃったりもした。
それでも一緒にいれる時間がひたすらに幸せだった。
何度目かの2人で乗る電車。
そして同じものを頼んで、同じ場所にいられる。
一緒にいるだけで幸せ、ってきっとこういうことを言うんだろうな。
手を繋いだりできなくても、
ハグとかキスとかそんなことしなくても、
ただ一緒に同じ空間にいる、シンプルで簡単なことに思えるけどそれがずっと続くかなんて分からない。
この一瞬一瞬が全部すごく幸せなものだった。