【実話】2014〜あの頃〜
1週間続いた補習の最終日。
今日で松井と一緒に帰れるのは最後、もうこうやって夏休みになっても毎日一緒には居られないんだ、
そう思うともっと補習伸びていいのに、なんて気になった。
この日は松井の
「てか岡田の家、行ってみたい!」
という一言で、私の家に行くことに決まった。
お母さんに電話で伝えると、「もっと早く言ってくれたら掃除したのに。」とのことだった。
さすがに男の子連れて帰るとは言えなくて、でも話を聞くとお母さんはちょうど出かける前だったので、
うちに来る頃には家に誰もいなかった。
少し緊張しながらも、お菓子を持って自分の部屋に行った。確か冷蔵庫にあったハーゲンダッツ一緒に食べたな。
学校の話や、部活の話、補習の話も、本当にいろんな話をしていたらもう帰らなきゃいけない時間になっていた。
そして帰り際に松井が帰る準備をしながら、こう言ったんだ。
「岡田といると楽しいし、来年も同じクラスになりたいね。」
その言葉をずっと忘れられなくて、思い出すたびに苦しくなるんだ。
もうこんなに時間が経ってるのに、この言葉はそのくらい私の心に響いたんだ。
今日で松井と一緒に帰れるのは最後、もうこうやって夏休みになっても毎日一緒には居られないんだ、
そう思うともっと補習伸びていいのに、なんて気になった。
この日は松井の
「てか岡田の家、行ってみたい!」
という一言で、私の家に行くことに決まった。
お母さんに電話で伝えると、「もっと早く言ってくれたら掃除したのに。」とのことだった。
さすがに男の子連れて帰るとは言えなくて、でも話を聞くとお母さんはちょうど出かける前だったので、
うちに来る頃には家に誰もいなかった。
少し緊張しながらも、お菓子を持って自分の部屋に行った。確か冷蔵庫にあったハーゲンダッツ一緒に食べたな。
学校の話や、部活の話、補習の話も、本当にいろんな話をしていたらもう帰らなきゃいけない時間になっていた。
そして帰り際に松井が帰る準備をしながら、こう言ったんだ。
「岡田といると楽しいし、来年も同じクラスになりたいね。」
その言葉をずっと忘れられなくて、思い出すたびに苦しくなるんだ。
もうこんなに時間が経ってるのに、この言葉はそのくらい私の心に響いたんだ。