【実話】2014〜あの頃〜
次の朝、いやでも出校日には行かなきゃいけない。




昨日のラインを見て、現実だともっかい確かめる。毎日続いてたラインも既読で終わっている。









松井のトプ画も私のピンの写真から前の写真に戻っていた。









何もなかったかのような顔して普通にできるのかな?



てかなんで出校日前日に告ったんだよ、バカ。とか思いながら、いやいや電車に乗って学校に向かった。







教室に入ると思いがけずドアの近くに松井がいて、



びっくりして、「おはよう」の声が裏返ってしまった。




そんな私を見て少し苦笑いをしている松井を見て、切なくなった。




私が昨日あんなことを言ってなければ、いつものあの笑顔を向けてくれたのかな。





そんなこと考えて後悔したってもう遅いのに。
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