【実話】2014〜あの頃〜

なんとか少し気まずいながらも半日の出校日が終わり、





やっぱりこんな気まずいままはいやだ、普通に話したいって思って



「ねえ松井！今日帰り一緒に帰れたりする？」


と勇気を出して聞いてみた。





「あーごめん！今日は松井集団みんなで帰るって約束してたから一緒に帰れん。」




「あー、、そっか！りょうかい！」





「、、今度、始業式なら部活ないからその日一緒に帰ろ！




あと、来週いつメンでお泊まりするってやつも忘れんなよ！」





多分松井は私に気まずい思いをさせないようにこう言ってくれたんだなって、その優しさを感じて、


これ以上好きになっちゃいけないって分かってるのにどうしても好きが溢れてしまう。





実は、夏休み前に話してたお泊まりが本当に実現されることになったのだ。




けど私は気まずくてそれやっぱ参加するのやめようかな、なんて思ってたりもしたから、その一言で行く決意をしたんだ。