恋を知らない花~初恋~
その場はなんとか取り繕えて、そもそも、主役の2人は忙しくあれからすぐに係りの人に連れられて行ってしまった。
私たち3人は控え室を使わせてもらい、コーヒーを飲みながらゆっくりと時間を潰した。
と言っても美希も真由美も私と岩崎さんのことが気になってて質問責めだった。
当たり障り無く、私が言っていた真中さんの同僚で手を出したことに腹を立てて怒られたとだけ伝えた。
何より憂鬱なのは同じ会社のしかもプライベートで親交のある真中さんが今日出席しているのではということだ。
そして彼女も一緒に出席してたら…目の前で仲良くしている姿は見たくなかった。
夏樹の結婚式なのに…気が重たくて帰りたくなる…
ほどなくして係の人に声をかけられ披露宴会場へ移動することにした。
パウダールームで軽く化粧直しをし覚悟を決めて会場へと向かう。
移動中、2人はとても楽しそうに談笑しており私は相づちをうちつつ、緊張して上手く笑顔になれなかった。
「あれ?美人3人組がいると思ったら川井さんじゃない!」
いきなり声をかけられそちらを向くと真中さんの会社の城戸課長だった。
そうか、岩崎さんの上司でもあるから出席していて当たり前だ。
私たち3人は控え室を使わせてもらい、コーヒーを飲みながらゆっくりと時間を潰した。
と言っても美希も真由美も私と岩崎さんのことが気になってて質問責めだった。
当たり障り無く、私が言っていた真中さんの同僚で手を出したことに腹を立てて怒られたとだけ伝えた。
何より憂鬱なのは同じ会社のしかもプライベートで親交のある真中さんが今日出席しているのではということだ。
そして彼女も一緒に出席してたら…目の前で仲良くしている姿は見たくなかった。
夏樹の結婚式なのに…気が重たくて帰りたくなる…
ほどなくして係の人に声をかけられ披露宴会場へ移動することにした。
パウダールームで軽く化粧直しをし覚悟を決めて会場へと向かう。
移動中、2人はとても楽しそうに談笑しており私は相づちをうちつつ、緊張して上手く笑顔になれなかった。
「あれ?美人3人組がいると思ったら川井さんじゃない!」
いきなり声をかけられそちらを向くと真中さんの会社の城戸課長だった。
そうか、岩崎さんの上司でもあるから出席していて当たり前だ。