恋を知らない花~初恋~
「フフッ、恋をすると結衣も泣くのね。」
美希はストールと交換するようにハンカチを手渡してくれた。
「美希は才色兼備だから。私は今まで美希みたいなお嫁さんが欲しいって思ってたのに、今は美希になりたい。」
私は手渡されたハンカチで目元を拭きながらそう言った。
「フフフッ、バカね。結衣が私より劣ってるところなんて何一つないじゃない。それに私、才色兼備とかじゃないから。失敗ばかりだし。」
そう言って背中を軽く撫でてくれる。
そこへ真由美がお皿に沢山デザートを乗せて戻ってきた。
「あらっ、良いところに戻ってきたわね。さっきの入刀してたケーキを分けてもらったのよ。って、結衣どうしたの?」
私が泣いていたことに気づき真由美が驚いていた。
「私、結衣の涙初めて見たかも。」
少しおちゃらけるように真由美が言うと美希まで
「こんなに晴れてるのに嵐がくるのかな?」
なんておちゃらける。
「もうっ!2人して!私、デザート全種類食べちゃう!」
なんて変な宣言をした。
「そうそう、夏樹も試食で全部食べたくらい美味しかったって言ってたし、食べないと!」
って言うと美希は張り切ってデザートを取りに行ってくれた。
美希はストールと交換するようにハンカチを手渡してくれた。
「美希は才色兼備だから。私は今まで美希みたいなお嫁さんが欲しいって思ってたのに、今は美希になりたい。」
私は手渡されたハンカチで目元を拭きながらそう言った。
「フフフッ、バカね。結衣が私より劣ってるところなんて何一つないじゃない。それに私、才色兼備とかじゃないから。失敗ばかりだし。」
そう言って背中を軽く撫でてくれる。
そこへ真由美がお皿に沢山デザートを乗せて戻ってきた。
「あらっ、良いところに戻ってきたわね。さっきの入刀してたケーキを分けてもらったのよ。って、結衣どうしたの?」
私が泣いていたことに気づき真由美が驚いていた。
「私、結衣の涙初めて見たかも。」
少しおちゃらけるように真由美が言うと美希まで
「こんなに晴れてるのに嵐がくるのかな?」
なんておちゃらける。
「もうっ!2人して!私、デザート全種類食べちゃう!」
なんて変な宣言をした。
「そうそう、夏樹も試食で全部食べたくらい美味しかったって言ってたし、食べないと!」
って言うと美希は張り切ってデザートを取りに行ってくれた。