恋を知らない花~初恋~
真中さんの告白に頭が付いていかなかった。
結局真中さんは私を恨んでる?それとも…
「さぁ、ベッドで寝て下さい。こんな話聞かされたあとに眠れないかもしれませんが川井さんがいらっしゃる間は寝室に入らないと約束します。」
真中さんは立ち上がると私を立たせようと腕を掴む。
私はそんな真中さんを見上げた。
「ここで…寝るつもりですか?」
「はい。でももし嫌ならどこかで時間を潰してきます。川井さんが今外に出るのは危険なので。」
「そんなっ、嫌じゃない。」
私は頭を横に振ると、目から涙が溢れてきた。
自分で感じたことのない、言い表し様のない感情が胸に押し寄せる。
「すみません、驚かせてしまいました。もう自分の気持ちを隠すのも遠慮するのもやめようと思ったんです。次、あなたに会えたらきちんと伝えてきちんとふられたら気持ちの整理をしようって。こんな気持ち悪い告白をするつもりはなかったんですけど…さぁ、寝室で休んで下さい。」
真中さんは自嘲ぎみに笑った。
気持ち悪くなんかないのに…私が一方的に想ってるんだとばかり思ってた。
私は立ち上がり、真中さんに抱きついた。
「えっ?川井さん、俺の話聞いてました?」
結局真中さんは私を恨んでる?それとも…
「さぁ、ベッドで寝て下さい。こんな話聞かされたあとに眠れないかもしれませんが川井さんがいらっしゃる間は寝室に入らないと約束します。」
真中さんは立ち上がると私を立たせようと腕を掴む。
私はそんな真中さんを見上げた。
「ここで…寝るつもりですか?」
「はい。でももし嫌ならどこかで時間を潰してきます。川井さんが今外に出るのは危険なので。」
「そんなっ、嫌じゃない。」
私は頭を横に振ると、目から涙が溢れてきた。
自分で感じたことのない、言い表し様のない感情が胸に押し寄せる。
「すみません、驚かせてしまいました。もう自分の気持ちを隠すのも遠慮するのもやめようと思ったんです。次、あなたに会えたらきちんと伝えてきちんとふられたら気持ちの整理をしようって。こんな気持ち悪い告白をするつもりはなかったんですけど…さぁ、寝室で休んで下さい。」
真中さんは自嘲ぎみに笑った。
気持ち悪くなんかないのに…私が一方的に想ってるんだとばかり思ってた。
私は立ち上がり、真中さんに抱きついた。
「えっ?川井さん、俺の話聞いてました?」