恋を知らない花~初恋~
私は背中に回した手で真中さんの服を掴み必死でキスに応えた。
次第に深く舌が絡み合い、興奮で呼吸が荒くなり、声が漏れはじめる。
真中さんは私から唇を離すと睨むようにこちらを見る。
「もう、これで最後です。嫌ならすぐに寝室へ行って下さい。」
背中に回した手に更に力を込め、必死でしがみつき頭を横に振る。
「イヤ…」
「はぁ…」
大きなため息をつくと、私の腕を掴む。
「では一緒に寝室に行きましょう。」
私の腕を自分の体から剥がし、私の顔を見つめる。
また小さく一つため息をつくと、私の手を引いて寝室へと向かった。
真中さんはあの日と同じように電気を豆球にする。
ほのかなオレンジ色の明かり中でうっすらと真中さんの表情が見える。
いつもは穏やかな顔をしている彼の顔は欲情していた。
私をベッドサイドに座らせ、私の前でひざを付く。
「朝になって我に返ったときにまた後悔しても遅いです。」
「後悔しません。真中さんこそ後悔しないで下さい。」
「フッ、朝急に帰るのもなしですよ。嫌でもきちんと向き合って話をして下さい。」
「はい…好きです。心から。あの日は逃げてごめんなさい。」
私は恐る恐る真中さんの頬を両手で包む。
その手を握られ、ゆっくり剥がされると顔が近づいてきた。
今までにないほど高揚し、心臓が速く打っていた。
次第に深く舌が絡み合い、興奮で呼吸が荒くなり、声が漏れはじめる。
真中さんは私から唇を離すと睨むようにこちらを見る。
「もう、これで最後です。嫌ならすぐに寝室へ行って下さい。」
背中に回した手に更に力を込め、必死でしがみつき頭を横に振る。
「イヤ…」
「はぁ…」
大きなため息をつくと、私の腕を掴む。
「では一緒に寝室に行きましょう。」
私の腕を自分の体から剥がし、私の顔を見つめる。
また小さく一つため息をつくと、私の手を引いて寝室へと向かった。
真中さんはあの日と同じように電気を豆球にする。
ほのかなオレンジ色の明かり中でうっすらと真中さんの表情が見える。
いつもは穏やかな顔をしている彼の顔は欲情していた。
私をベッドサイドに座らせ、私の前でひざを付く。
「朝になって我に返ったときにまた後悔しても遅いです。」
「後悔しません。真中さんこそ後悔しないで下さい。」
「フッ、朝急に帰るのもなしですよ。嫌でもきちんと向き合って話をして下さい。」
「はい…好きです。心から。あの日は逃げてごめんなさい。」
私は恐る恐る真中さんの頬を両手で包む。
その手を握られ、ゆっくり剥がされると顔が近づいてきた。
今までにないほど高揚し、心臓が速く打っていた。