恋を知らない花~初恋~
本当に美穂ちゃんには申し訳無いことをした…
私はタクシーが走り去ったあと、拓也の方を向いた。
「ごめんね、タクシー代私出すから。」
「いいよ。あれくらい。それより何かあったのか?」
あれくらいって、一万円札渡してたのにあれくらいって!
どれだけエリート様は稼いでるんだ。
「う~ん、まぁここじゃなんだからお店に入りましょ。」
「あぁそうだな。何がいい?ギリギリだったから予約はしてないぞ。」
拓也におまかせすると珍しく和食のお店に連れて行ってくれた。
座敷が一つ一つ障子で区切られており個室のようになっていた。
話が出来るようにって気を遣ってくれたんだろう。
拓也にまかせて注文をしてもらうと、早速今日の出来事を話した。
「はぁ?なんだ、その話は!ふざけてる…真中ってヤツも子どもか?童貞だったのか?」
拓也は私の話を聞いて怒ってくれていた。
本当に私はもう震えてないし怖くもない。
たぶんだけど岩崎さんも本気で私と体の関係を持つつもりではなかったと思う。
「結局のところ私なんかが安易に手を出していい相手ではないのに、出したから怒ってるんだと思う。好きでもないのに弄ぶなって…」
「だからって他人がレイプ紛いのことをしていいはずはない。そもそも怒るなら本人が怒ればいい。お前ももっと自分を大切にしろ。だから自分のことが自分でわからないんだ。」
私はタクシーが走り去ったあと、拓也の方を向いた。
「ごめんね、タクシー代私出すから。」
「いいよ。あれくらい。それより何かあったのか?」
あれくらいって、一万円札渡してたのにあれくらいって!
どれだけエリート様は稼いでるんだ。
「う~ん、まぁここじゃなんだからお店に入りましょ。」
「あぁそうだな。何がいい?ギリギリだったから予約はしてないぞ。」
拓也におまかせすると珍しく和食のお店に連れて行ってくれた。
座敷が一つ一つ障子で区切られており個室のようになっていた。
話が出来るようにって気を遣ってくれたんだろう。
拓也にまかせて注文をしてもらうと、早速今日の出来事を話した。
「はぁ?なんだ、その話は!ふざけてる…真中ってヤツも子どもか?童貞だったのか?」
拓也は私の話を聞いて怒ってくれていた。
本当に私はもう震えてないし怖くもない。
たぶんだけど岩崎さんも本気で私と体の関係を持つつもりではなかったと思う。
「結局のところ私なんかが安易に手を出していい相手ではないのに、出したから怒ってるんだと思う。好きでもないのに弄ぶなって…」
「だからって他人がレイプ紛いのことをしていいはずはない。そもそも怒るなら本人が怒ればいい。お前ももっと自分を大切にしろ。だから自分のことが自分でわからないんだ。」