恋を知らない花~初恋~
「めっちゃいいですね、この部屋!」
って美保ちゃんもすごく気に入ってほめるから背中を押してもらった気分になり、その場で契約をした。
決まってしまえばあとは早く、休みに引っ越し業者に何社か見積もりに来てもらってサービス内容と金額を照らし合わせて決めた。
するとすぐにダンボールが届き、梱包作業に突入した。
社会人になって6年、ずっと住んでた部屋は名残惜しく、できるだけ感謝の気持ちを込めて丁寧に掃除もして回った。
一人暮らしでもダンボールに詰めるとなると結構な労力になった。
それでもクローゼットの中はそのままハンガーにかけてて良かったり、引き出しの中身もよほど重くなければそのまま入れたままで良かった。
美保ちゃんのアドバイスで食器類は一つ一つ包むとまたそれを開くのが手間になるからとバスケットにひとまとめして当日は手荷物として運ぶことにした。
確かに一人暮らしだから沢山食器があるわけでもないしさほど重たくもなかった。
拓也といたときは拓也の食器も一通り揃っていたけどそれも拓也が処分したみたいで箸一膳残ってなかった。
そうしてようやく新居へ移り心機一転、前に進むことにした。
とはいえ、家が変わっただけで生活が変わったわけではないから相変わらずな日々を送っていた。
でも一駅職場に近い場所に変わっただけでも生活圏が変わるから利用するお店やコンビニなども初めて行く所ばかりでそれなりに楽しかった。
って美保ちゃんもすごく気に入ってほめるから背中を押してもらった気分になり、その場で契約をした。
決まってしまえばあとは早く、休みに引っ越し業者に何社か見積もりに来てもらってサービス内容と金額を照らし合わせて決めた。
するとすぐにダンボールが届き、梱包作業に突入した。
社会人になって6年、ずっと住んでた部屋は名残惜しく、できるだけ感謝の気持ちを込めて丁寧に掃除もして回った。
一人暮らしでもダンボールに詰めるとなると結構な労力になった。
それでもクローゼットの中はそのままハンガーにかけてて良かったり、引き出しの中身もよほど重くなければそのまま入れたままで良かった。
美保ちゃんのアドバイスで食器類は一つ一つ包むとまたそれを開くのが手間になるからとバスケットにひとまとめして当日は手荷物として運ぶことにした。
確かに一人暮らしだから沢山食器があるわけでもないしさほど重たくもなかった。
拓也といたときは拓也の食器も一通り揃っていたけどそれも拓也が処分したみたいで箸一膳残ってなかった。
そうしてようやく新居へ移り心機一転、前に進むことにした。
とはいえ、家が変わっただけで生活が変わったわけではないから相変わらずな日々を送っていた。
でも一駅職場に近い場所に変わっただけでも生活圏が変わるから利用するお店やコンビニなども初めて行く所ばかりでそれなりに楽しかった。