愛してるし。
2章 見つけた!
誰だったんだろう・・・
あの、金髪の男は。
あたしは家に帰って、
自分の部屋のベッドに寝そべって
さっきおこったことを思い返していた。
そういえば、
あたしは金髪男にお礼を言ってなかった。
助けてくれたのに。
ちょっと、失礼だったかな。
そういえば、何であたしを助けてくれたんだろう。
『別に。』
って、質問の答えになってなかったよね・・・。
どこの人なんだろう。
何歳なんだろう。
考えれば考えるほど、
疑問ばかり浮かび上がってきた。
そのうち眠くなって、
いつの間にかあたしは眠っていた。