彼女を恥ずかしがらせたい

「「おかえり!!!」」

「あぁ」


なんだ?


涼太の機嫌が良い…というか、
ニヤリとした顔で俺を見てくる。


涼太の彼女も同様で、ニヤついている。


「じゃあ、僕たちはこれで」

「え?帰んの?」

「うん!ラブラブな二人を邪魔したくないしね!」

「ああ、そうだね」

何がなんだか分かんねぇし、
彼女も何があったか教えてくれない。


なんなんだ?


今夜、電話で涼太に聞いてやろう。
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