7日間の同居で、モテモテ幼なじみと両想いになるまで。
樹なのに。
樹のくせに。
ただの樹でしかないのに。
初めて見せる樹の表情や言葉に、ドキドキしっぱなしの自分がいる。
手のひらには滲む汗、いやと言うほど高鳴る鼓動。
まるで…自分が自分じゃないみたい。
「…だから、あんま俺を煽んな」
耳元で囁くと、樹はゆっくりとあたしから体を離した。
そして、押し倒された拍子に落ちたタオルをあたしの肩にそっとかける。
樹のくせに。
ただの樹でしかないのに。
初めて見せる樹の表情や言葉に、ドキドキしっぱなしの自分がいる。
手のひらには滲む汗、いやと言うほど高鳴る鼓動。
まるで…自分が自分じゃないみたい。
「…だから、あんま俺を煽んな」
耳元で囁くと、樹はゆっくりとあたしから体を離した。
そして、押し倒された拍子に落ちたタオルをあたしの肩にそっとかける。