7日間の同居で、モテモテ幼なじみと両想いになるまで。
1階へ行くと、部屋でまだ寝ていると思っていた樹は、すでにキッチンで朝食の用意をしていた。


「…樹、おはよ〜…」


樹の様子を窺いながら、恐る恐るリビングに入る。


顔を見るなり、昨日のことを思い出して恥ずかしくなる。


だけど、当の樹はと言うと…。


「さっさと歯磨いてこいよ。トーストが冷めるぞ」


まるで何事もなかったかのように、いつもの樹に戻っていた…!
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