7日間の同居で、モテモテ幼なじみと両想いになるまで。
「…初めから素直になってれば、もっとかわいいのに」


みんなの前じゃ言わないような甘い言葉に、恥ずかしくなって思わず顔を背ける。

そんなあたしの顎に手を添える樹。


「…デザートは、お前だから」


ふわりと優しい樹の声に、脳が痺れそうなくらい心地いい気分になる。


まるで、睡魔に襲われたかのように…。

あたしはゆっくりと目を閉じた。
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