7日間の同居で、モテモテ幼なじみと両想いになるまで。
樹が持ってきたのは、アイスコーヒー。

テスト勉強の必須アイテムだ。


だけどあたしは、苦いコーヒーは飲めない。


「…ちゃんとガムシロップ入れてくれた?」

「入れた入れた。た〜っぷりとな」

「それならいいけど…♪」


あたしは樹の言葉をなんら疑わず、勢いよくストローを吸った。

と同時に、口いっぱいに広がる苦ぁ〜いコーヒー。


「なにこれ〜…!めっちゃ苦いじゃん…!」
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