ウエディングドレスを着せてやろう
「いや、そろそろ着くな」
はあ。
……あの、『いや』の続きが、そろそろ着くなって、なんかおかしくないですか?
本当に、それが言いたかったことなのだろうかな?
と思いながらも追求はせず。
光一がこちらを見ないので、自分も一緒に黙って階数表示を見ていた。
はあ。
……あの、『いや』の続きが、そろそろ着くなって、なんかおかしくないですか?
本当に、それが言いたかったことなのだろうかな?
と思いながらも追求はせず。
光一がこちらを見ないので、自分も一緒に黙って階数表示を見ていた。