幼なじみに溺愛されてるみたいです…!
はじまり1.
「未桜ちゃん、約束だよ!」
「うん、約束!」
⋆ ・⋆ ・⋆ ・⋆⋆ ・⋆ ・⋆ ・⋆⋆ ・⋆ ・⋆ ・⋆⋆ ・⋆ ・⋆ ・⋆
「おーい未桜、起きて」
「ん…ん〜」
「早く起きないと入学式遅刻するぞ」
「ん、おはよ〜今何時?」
「おはよ。7時前だよ。
下で待ってるから準備してこいよ。」
「うん。」
私は清水未桜(みお)
そう、今日は入学式。
高校初めての登校日だ。
制服を着ながら夢の事を思い出していた。
幼なじみの佐山怜(さやま れい)と小さい頃約束した事だが、何を約束したのか忘れてしまった。
中一の頃、1度だけ怜に聞いたことがあるけど、
「んーまあ、いつか思い出せるよ。」
と言われた。それ以来聞いていない。
準備が終わりリビングに向かった。
「おまたせ〜」
「未桜!高校生になるんだからそろそろ自分で起きなさい!」
「わかってるよ、お母さん」
「いつまでも怜くんに迷惑かけないの!」
「はーい」
今日の朝ごはんは、パンと目玉焼きだ。
「 「いただきます」 」
なぜ怜も一緒にいるのかというと、怜の両親は海外へ仕事へ行っているためである。
まあそれ以外の日もよく一緒に食べてたけど。
「 「ごちそうさまでした」 」
食器を片付け時計を見ると時刻は7時40分
部屋に鞄を取りに行きリビングに戻ると、
「未桜、ここ座って」
と言われ、怜の前に座った。
「何?」
「寝癖ついてるから直してあげる」
「あ、直すの忘れてた」
怜はヘアアイロンを使って直し始めた。
「怜ってほんと器用だよね〜」
「ありがと」
「優しくて顔かっこよくて運動も勉強もできて…高校でもすごいモテそうだね(笑)」
「…好きな人に好きになってもらえなかったら意味ないよ。それに優しくするのは未桜にだけだし」
怜って好きな人の話全然教えてくれないんだよな。
10年以上も一緒にいるのに…。
「はい、できたよ」
「怜、ありがとう!」
「うん、遅刻するから早く行くよ」
「はーい」
「「行ってきます!」」
私と怜は鞄を持って外に出た。
「うん、約束!」
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「おーい未桜、起きて」
「ん…ん〜」
「早く起きないと入学式遅刻するぞ」
「ん、おはよ〜今何時?」
「おはよ。7時前だよ。
下で待ってるから準備してこいよ。」
「うん。」
私は清水未桜(みお)
そう、今日は入学式。
高校初めての登校日だ。
制服を着ながら夢の事を思い出していた。
幼なじみの佐山怜(さやま れい)と小さい頃約束した事だが、何を約束したのか忘れてしまった。
中一の頃、1度だけ怜に聞いたことがあるけど、
「んーまあ、いつか思い出せるよ。」
と言われた。それ以来聞いていない。
準備が終わりリビングに向かった。
「おまたせ〜」
「未桜!高校生になるんだからそろそろ自分で起きなさい!」
「わかってるよ、お母さん」
「いつまでも怜くんに迷惑かけないの!」
「はーい」
今日の朝ごはんは、パンと目玉焼きだ。
「 「いただきます」 」
なぜ怜も一緒にいるのかというと、怜の両親は海外へ仕事へ行っているためである。
まあそれ以外の日もよく一緒に食べてたけど。
「 「ごちそうさまでした」 」
食器を片付け時計を見ると時刻は7時40分
部屋に鞄を取りに行きリビングに戻ると、
「未桜、ここ座って」
と言われ、怜の前に座った。
「何?」
「寝癖ついてるから直してあげる」
「あ、直すの忘れてた」
怜はヘアアイロンを使って直し始めた。
「怜ってほんと器用だよね〜」
「ありがと」
「優しくて顔かっこよくて運動も勉強もできて…高校でもすごいモテそうだね(笑)」
「…好きな人に好きになってもらえなかったら意味ないよ。それに優しくするのは未桜にだけだし」
怜って好きな人の話全然教えてくれないんだよな。
10年以上も一緒にいるのに…。
「はい、できたよ」
「怜、ありがとう!」
「うん、遅刻するから早く行くよ」
「はーい」
「「行ってきます!」」
私と怜は鞄を持って外に出た。
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