幼なじみに溺愛されてるみたいです…!
それから3日ほど時が経ち昼休み1人で移動してた所隣のクラスの女の子3人組に呼び出された。
1階の1番端の教室で普段全く使われない場所で購買とも真反対の位置なので人っ子一人いない。
3人に壁に追いやられ何の用なのか黙って待っていた。すると真ん中の1人が話し始めた。
「清水さんよね?あなた佐山くんといつも一緒にいるけどどういう関係?」
「幼なじみですけど…」
私は3人の圧が強く怯えながら答えた。中学の頃は皆分かってくれてたし常に晴ちゃんが一緒にいたのでこういうことはなかった。
「幼なじみ…付き合ってるわけでは?」
「な、ないです…」
他にも色々聞かれたが左にいた女子も話し始めた。
「幼なじみなら家でも独り占めできるでしょ?他の女の子だって佐山くんに近づきたいのにあなたがずっと付きまとってるから近づけないの!」
確かにそうだがお互い一緒にいたくているし怜だって話しかければちゃんと話すのにどうして私に言ってくるのだろうか。なんてことは怖くて言えないが…。
右の女の子も
「そーよ!あなた可愛いし頭も良いんだし他の男子でもいいでしょ!付き合ってもないのに一緒にいすぎなのよ!」
「佐山くんは皆のものなのよ!」
その言葉を聞き私は怜がものみたいな扱いに感じて黙っていられなくなった。
「怜はものじゃないんだから!それに私が付きまとって話しかけれないって怜は話しかければ話すのに話しかける勇気がないだけじゃないんですか?」
そういうと3人は私が反論してくると思っていなかったらしく呆然としていたがすぐに真ん中の子が
「あなた男子にモテてるんだから譲ってくれたっていいでしょ」
と手を上げたので叩かれると思い私は目をつぶった。
数秒たっても殴られず恐る恐る目を開けると目の前には上げた手を掴んでいる怜がいた。
「ち、ちが…これは叩こうとしたわけじゃ…」
手を上げた子は怜は何も言っていないのに言い訳を言っていた。
怜は背中だけでも怒っている雰囲気が伝わる。
「途中から全部聞いてたから。未桜の言う通り話しかけてくれればちゃんと話すけどこういう裏でコソコソするタイプ無理だから」
怜は行こっと言って私の手を引っ張った。3人を見ると泣きそうな顔をしていた。
階段を上り屋上の扉の前に連れてかれた。扉の前は少し広めのスペースがある。そこに座ると怜は私に抱きついた。
「ごめん。未桜怖かったよね。本当はもっと早く行きたかったけど探すのに時間かかっちゃってごめんね。あと俺の事庇ってくれてありがとね」
震えてる怜の背中をさすった。
「少し怖かったけど大丈夫だよ」
と怜に顔を見せて笑った。ほんとは少しではなくものすごく怖かったが抱きついてくれてるので怖さは和らいだ。
「今度からはこんな事ないようにするから」
さらに強く抱きしめられた。
1階の1番端の教室で普段全く使われない場所で購買とも真反対の位置なので人っ子一人いない。
3人に壁に追いやられ何の用なのか黙って待っていた。すると真ん中の1人が話し始めた。
「清水さんよね?あなた佐山くんといつも一緒にいるけどどういう関係?」
「幼なじみですけど…」
私は3人の圧が強く怯えながら答えた。中学の頃は皆分かってくれてたし常に晴ちゃんが一緒にいたのでこういうことはなかった。
「幼なじみ…付き合ってるわけでは?」
「な、ないです…」
他にも色々聞かれたが左にいた女子も話し始めた。
「幼なじみなら家でも独り占めできるでしょ?他の女の子だって佐山くんに近づきたいのにあなたがずっと付きまとってるから近づけないの!」
確かにそうだがお互い一緒にいたくているし怜だって話しかければちゃんと話すのにどうして私に言ってくるのだろうか。なんてことは怖くて言えないが…。
右の女の子も
「そーよ!あなた可愛いし頭も良いんだし他の男子でもいいでしょ!付き合ってもないのに一緒にいすぎなのよ!」
「佐山くんは皆のものなのよ!」
その言葉を聞き私は怜がものみたいな扱いに感じて黙っていられなくなった。
「怜はものじゃないんだから!それに私が付きまとって話しかけれないって怜は話しかければ話すのに話しかける勇気がないだけじゃないんですか?」
そういうと3人は私が反論してくると思っていなかったらしく呆然としていたがすぐに真ん中の子が
「あなた男子にモテてるんだから譲ってくれたっていいでしょ」
と手を上げたので叩かれると思い私は目をつぶった。
数秒たっても殴られず恐る恐る目を開けると目の前には上げた手を掴んでいる怜がいた。
「ち、ちが…これは叩こうとしたわけじゃ…」
手を上げた子は怜は何も言っていないのに言い訳を言っていた。
怜は背中だけでも怒っている雰囲気が伝わる。
「途中から全部聞いてたから。未桜の言う通り話しかけてくれればちゃんと話すけどこういう裏でコソコソするタイプ無理だから」
怜は行こっと言って私の手を引っ張った。3人を見ると泣きそうな顔をしていた。
階段を上り屋上の扉の前に連れてかれた。扉の前は少し広めのスペースがある。そこに座ると怜は私に抱きついた。
「ごめん。未桜怖かったよね。本当はもっと早く行きたかったけど探すのに時間かかっちゃってごめんね。あと俺の事庇ってくれてありがとね」
震えてる怜の背中をさすった。
「少し怖かったけど大丈夫だよ」
と怜に顔を見せて笑った。ほんとは少しではなくものすごく怖かったが抱きついてくれてるので怖さは和らいだ。
「今度からはこんな事ないようにするから」
さらに強く抱きしめられた。