幼なじみに溺愛されてるみたいです…!
そのまま春野くんの話をし、キリが着くと突然私に話が変わった。
「未桜は怜と付き合いたいの?」
さっきとは違い落ち着きを取り戻した晴ちゃん。立場が逆転してしまった。
「う、うん。付き合いたいけど怜は別に好きな人いるみたいだから…」
「え?好きな人って?」
私はホテルのベランダのことと告白現場のことを話した。そうすると晴ちゃんは大笑いをした。
「あははっ未桜は怜が私の事好きだと思ってるの?」
それ以外ずっといる人はいないだろと思って力強く頷いた。
「ないない!(笑)未桜は心配しなくて大丈夫だよ!私が保証してあげるっ!」
どこからないという自信が出てるのか…。晴ちゃんが気づいてないだけじゃないのだろうか。私がまだ納得してないことに気づきさらに付け足した。
「今まで私が言って外れたことあった?」
確かに昔クラスに馴染めず晴ちゃんに相談して言われたことをやったら上手くできた。怜の機嫌を治す時も言われた通りにしたら治った。晴ちゃんの言うことは当たる。
「うん。晴ちゃんのこと信じる!」
晴ちゃんは満足気に大きく頷いていた。
「結局晴ちゃんじゃないなら誰のことが好きなのかなぁ」
「未桜、鈍感すぎ(笑)怜が不憫だわ(笑)」
「え、なんで」
晴ちゃんはやれやれといった動きをして結局答えを教えてくれなかった。
(私鋭い方だと思うんだけどなぁ)
6時半になると外が暗くなってきたので帰ることにした。3時間も話したがあっという間だった。
「ただいまー」
扉を開けると晩ご飯のいい匂いがしてきた。荷物を置き手を洗ってリビングに行った。
「あら、おかえりー」
お母さんはキッチンでご飯を作っていた。今日はお父さんもお休みで一緒にご飯を食べる。
「お母さん、怜まだ来てないのー?」
「そうねー未桜が出てって少し経ったら家にいますねって帰ってったわよ。呼んできてくれない?」
「じゃあ呼んでみるー!」
私は1度スマホを取りだし電話したが出なかった。
(仕方ない。家に行ってみるか…)
ピンポーン。
インターフォンを鳴らすが反応はない。一応合鍵があるのでそれで入った。
私たちは2階建ての一軒家に住んでいる。3LDKで1部屋ずつ広いので割といい家だ。
私は家族で住んでるから狭くは感じるが怜の家は両親が常に仕事でいないので物が少ないゆえに広く感じる。
「お邪魔しまーす」
いつも私の家にくるので怜の家はあんまり入ったことがない。最後に入ったのは中学2年生の時だ。
怜が体調を崩した時くらいにしか入ることがないので新鮮だ。
怜の部屋に向かうと扉が少し空いていた。
「れいーご飯の時間だよー?」
そこには黒いベットの上で寝ている怜がいた。怜の部屋は閑散としている。
部屋には必要最低限の物しかなくなんだか寂しく感じる。
ベットに行き怜を起こした。
「れーいっ!ご飯だよー!起きてー」
怜は目を開け私の手を掴んだ。グイッと引き寄せられびっくりして目を瞑った。
「未桜は怜と付き合いたいの?」
さっきとは違い落ち着きを取り戻した晴ちゃん。立場が逆転してしまった。
「う、うん。付き合いたいけど怜は別に好きな人いるみたいだから…」
「え?好きな人って?」
私はホテルのベランダのことと告白現場のことを話した。そうすると晴ちゃんは大笑いをした。
「あははっ未桜は怜が私の事好きだと思ってるの?」
それ以外ずっといる人はいないだろと思って力強く頷いた。
「ないない!(笑)未桜は心配しなくて大丈夫だよ!私が保証してあげるっ!」
どこからないという自信が出てるのか…。晴ちゃんが気づいてないだけじゃないのだろうか。私がまだ納得してないことに気づきさらに付け足した。
「今まで私が言って外れたことあった?」
確かに昔クラスに馴染めず晴ちゃんに相談して言われたことをやったら上手くできた。怜の機嫌を治す時も言われた通りにしたら治った。晴ちゃんの言うことは当たる。
「うん。晴ちゃんのこと信じる!」
晴ちゃんは満足気に大きく頷いていた。
「結局晴ちゃんじゃないなら誰のことが好きなのかなぁ」
「未桜、鈍感すぎ(笑)怜が不憫だわ(笑)」
「え、なんで」
晴ちゃんはやれやれといった動きをして結局答えを教えてくれなかった。
(私鋭い方だと思うんだけどなぁ)
6時半になると外が暗くなってきたので帰ることにした。3時間も話したがあっという間だった。
「ただいまー」
扉を開けると晩ご飯のいい匂いがしてきた。荷物を置き手を洗ってリビングに行った。
「あら、おかえりー」
お母さんはキッチンでご飯を作っていた。今日はお父さんもお休みで一緒にご飯を食べる。
「お母さん、怜まだ来てないのー?」
「そうねー未桜が出てって少し経ったら家にいますねって帰ってったわよ。呼んできてくれない?」
「じゃあ呼んでみるー!」
私は1度スマホを取りだし電話したが出なかった。
(仕方ない。家に行ってみるか…)
ピンポーン。
インターフォンを鳴らすが反応はない。一応合鍵があるのでそれで入った。
私たちは2階建ての一軒家に住んでいる。3LDKで1部屋ずつ広いので割といい家だ。
私は家族で住んでるから狭くは感じるが怜の家は両親が常に仕事でいないので物が少ないゆえに広く感じる。
「お邪魔しまーす」
いつも私の家にくるので怜の家はあんまり入ったことがない。最後に入ったのは中学2年生の時だ。
怜が体調を崩した時くらいにしか入ることがないので新鮮だ。
怜の部屋に向かうと扉が少し空いていた。
「れいーご飯の時間だよー?」
そこには黒いベットの上で寝ている怜がいた。怜の部屋は閑散としている。
部屋には必要最低限の物しかなくなんだか寂しく感じる。
ベットに行き怜を起こした。
「れーいっ!ご飯だよー!起きてー」
怜は目を開け私の手を掴んだ。グイッと引き寄せられびっくりして目を瞑った。