幼なじみに溺愛されてるみたいです…!
飲み物を取りにキッチンへ行った。飲み物をついでいると後ろから声をかけられた。
「未桜、俺のもお願いしていい?」
どうやら怜がやってきたようだ。これはチャンスなのでは…。
「あ、うん。いいよ」
「ありがとう」
つぎ終わり怜が皆の元に戻ろうとしたので呼び止めた。
「れ、怜!あの…話があるの」
少し不思議そうな目をしたがすぐに何の話か察したのか飲み物を置いて2階のベランダへ移動した。
いざ話そうとするとやはり緊張して言葉が出ない。
「お化け屋敷怖かったね!」
「怖くなかったよ(笑)」
「怖かったよ!お泊まりも明日で終わっちゃうって早いね」
「うん。そうだね」
言おうとしても話を伸ばして別の話題を出してしまう。
「あのね…話っていうのは……」
「うん。」
心臓がドクドクと鼓動が早くなる。
「あの…」
「未桜、ゆっくりでいいんだよ?」
そう優しい目、優しい声で言った。怜は私だけに優しい。いつも一緒にいるし私以上に私を理解してくれている。
要領が良くてなんでも1人でこなせちゃう。私と2人きりの時に甘えてくる怜は愛しくて仕方ない。他の人には渡したくない。
柔らかい風が吹き私の長い髪がなびいた。目を瞑って言った。
「怜、私も怜の事が好き」
やっと言えた。だが返事がなく顔をあげると顔を真っ赤にして腕で顔を隠していた。
ここまで照れている怜は初めて見た。私も恥ずかしかったがやっと言えた安心感と怜のこの顔を見たら落ち着いた。
「れ、れい?」
名前を呼んで返事はなかったがしばらくするとはっとこっちを見た。
「ご、ごめん。まさか告られるとは思ってなかったから…」
「えー私結構分かりやすいと思うんだけどなぁ(笑)怜とだけ距離感近いし」
「いや、幼なじみで気許してるからかなって思って。それに告ったのに普段通りだから気にしてないと思って内心だいぶ凹んでた」
そんなふうに思っていたなんてやっぱり人の心は聞かないと分からないなと思った。
「それは私もだよ?!怜いつも通りで昨日の告白夢だったのかなって少し思ったもん(笑)」
「未桜気遣っちゃうかと思ってできるだけいつも通りに接してた。めっちゃ嬉しい…」
怜はしゃがんで顔の前で手を合わせていた。こんなに長く嬉しそうに笑っているのは小学生以来だ。
「ねえ未桜、もう1回言って?」
しゃがんだまま私の手を掴み上目遣いで言った。怜はお願いするとき天然なのか計算なのか毎回上目遣いだ。
「す、好きだよ」
私は熱が上がっていくのを感じた。きっと顔も真っ赤だろう。頑張って言ったが怜は更にお願いした。
「名前も入れて言って欲しいな?」
「怜のことが好きだよ!」
私はほとんど勢いで言った。すると今度は無邪気に笑った。きゅんときた。こんなイケメンの笑顔は破壊力抜群だ。
「俺も未桜のこと好き!大好き!」
がばっと抱きついてきた。こんな懐っこい怜は初めてで反応に困る…。抱き締めてきたので私も抱きしめ返すと更にぎゅっと力強く抱きしめられ息が苦しくなった。
「れ、怜苦しいよ!」
「あ、ごめん。未桜の彼氏になったのが嬉しくて、今まで隠してたのが出てきちゃった。けどもう隠さなくていいよね?」
「うん!いいよっ」
そういうとまた抱きついてきたので頭を撫でた。頭をすりすりっとしてきて犬のようだった。
(怜可愛すぎない!?)
怜が満足するまで抱きついていた。
「未桜、俺のもお願いしていい?」
どうやら怜がやってきたようだ。これはチャンスなのでは…。
「あ、うん。いいよ」
「ありがとう」
つぎ終わり怜が皆の元に戻ろうとしたので呼び止めた。
「れ、怜!あの…話があるの」
少し不思議そうな目をしたがすぐに何の話か察したのか飲み物を置いて2階のベランダへ移動した。
いざ話そうとするとやはり緊張して言葉が出ない。
「お化け屋敷怖かったね!」
「怖くなかったよ(笑)」
「怖かったよ!お泊まりも明日で終わっちゃうって早いね」
「うん。そうだね」
言おうとしても話を伸ばして別の話題を出してしまう。
「あのね…話っていうのは……」
「うん。」
心臓がドクドクと鼓動が早くなる。
「あの…」
「未桜、ゆっくりでいいんだよ?」
そう優しい目、優しい声で言った。怜は私だけに優しい。いつも一緒にいるし私以上に私を理解してくれている。
要領が良くてなんでも1人でこなせちゃう。私と2人きりの時に甘えてくる怜は愛しくて仕方ない。他の人には渡したくない。
柔らかい風が吹き私の長い髪がなびいた。目を瞑って言った。
「怜、私も怜の事が好き」
やっと言えた。だが返事がなく顔をあげると顔を真っ赤にして腕で顔を隠していた。
ここまで照れている怜は初めて見た。私も恥ずかしかったがやっと言えた安心感と怜のこの顔を見たら落ち着いた。
「れ、れい?」
名前を呼んで返事はなかったがしばらくするとはっとこっちを見た。
「ご、ごめん。まさか告られるとは思ってなかったから…」
「えー私結構分かりやすいと思うんだけどなぁ(笑)怜とだけ距離感近いし」
「いや、幼なじみで気許してるからかなって思って。それに告ったのに普段通りだから気にしてないと思って内心だいぶ凹んでた」
そんなふうに思っていたなんてやっぱり人の心は聞かないと分からないなと思った。
「それは私もだよ?!怜いつも通りで昨日の告白夢だったのかなって少し思ったもん(笑)」
「未桜気遣っちゃうかと思ってできるだけいつも通りに接してた。めっちゃ嬉しい…」
怜はしゃがんで顔の前で手を合わせていた。こんなに長く嬉しそうに笑っているのは小学生以来だ。
「ねえ未桜、もう1回言って?」
しゃがんだまま私の手を掴み上目遣いで言った。怜はお願いするとき天然なのか計算なのか毎回上目遣いだ。
「す、好きだよ」
私は熱が上がっていくのを感じた。きっと顔も真っ赤だろう。頑張って言ったが怜は更にお願いした。
「名前も入れて言って欲しいな?」
「怜のことが好きだよ!」
私はほとんど勢いで言った。すると今度は無邪気に笑った。きゅんときた。こんなイケメンの笑顔は破壊力抜群だ。
「俺も未桜のこと好き!大好き!」
がばっと抱きついてきた。こんな懐っこい怜は初めてで反応に困る…。抱き締めてきたので私も抱きしめ返すと更にぎゅっと力強く抱きしめられ息が苦しくなった。
「れ、怜苦しいよ!」
「あ、ごめん。未桜の彼氏になったのが嬉しくて、今まで隠してたのが出てきちゃった。けどもう隠さなくていいよね?」
「うん!いいよっ」
そういうとまた抱きついてきたので頭を撫でた。頭をすりすりっとしてきて犬のようだった。
(怜可愛すぎない!?)
怜が満足するまで抱きついていた。