幼なじみに溺愛されてるみたいです…!
2.
「んん…っ」
朝起きるとなんかいつもより暖かさを感じ、目を開けると私は怜に抱きついて寝ていた。
「…!?」
一気に目が覚め離れると昨日の事を思い出し冷静になった。
怜を見るとすでに起きていたようだ。
「おはよう、未桜」
「お、おはよう。ごめん、抱きついてて…」
「いーよ。おかげで充電できた」
とよく分からないことを言い、笑っていた。今は6時40分。私達は学校に行く準備をして家を出た。
1時間目が始まり自己紹介が始まった。私は人見知りもあり人前で話すのは苦手だ。
出席番号1番の人から順にやっていくことになった。名前と趣味と好きな食べ物を言うようだ。
私の出席番号は16番。次々と進んでいき、怜の番となった。怜が立ち上がると女子の皆は興味津々のように視線を向けている。
「佐山怜です。趣味は映画鑑賞、好きな食べ物はハンバーグです。よろしくお願いします」
怜の番が終わり私へ順番が回ってきた。私は立ち上がり
「し、清水未桜です。趣味はお菓子作り、好きな食べ物はオムライスです。よ、よろしくお願いします」
少しどもったがちゃんと噛まずに言えることができた。クラス全員の自己紹介が終わり15分休憩となった。
晴ちゃんが私の席に来た。
「未桜ー緊張してたね!(笑)」
「うん(笑)やっぱ人前は苦手だよぉ」
怜も後ろを向き話に参加した。
「毎年やってるのに(笑)そんなんで次の時間大丈夫なの?」
そう次の授業はクラスの人と仲良くなるために隣の席の人と質問し合ったりしてお互いを知るのだ。10分毎に人は変わるが隣の列の5人中4人は男子だ。
怜以外の男子とは話すことがないので緊張する。
「うぅ、どうしよぉぉ」
「未桜重く考えすぎ!(笑)もっと気軽に行きな!」
「晴ちゃん見たく気さくに話せればいいんだけどなぁぁ」
などと話しているとチャイムがなり先生がきた。まずは隣の人とだ。名前は…自己紹介終わって安心してたから聞いてなかった…。
隣の人は明るくて話しやすそうな雰囲気で自己紹介してくれた。
「はじめまして!春野歩(はるのあゆむ)です。よろしくねっ清水さん」
名前を覚えていたらしい。覚えてなくてなんか申し訳ないな…。
「は、はじめましてっ清水未桜です。よろしくお願いします…」
「清水さんさっきの自己紹介の時もだけど緊張してる?(笑)もっと気楽にいこ!(笑)」
私の緊張に気づいたのか気を遣ってくれたようだ。優しい人でよかった。
「う、うん!緊張してて(笑)ありがと」
「いーえ!俺隣で話してるの見て清水さんと話したいと思ってたんだぁ」
「そうなの?(笑)」
「うん!気になってたんだけど佐山くんとは付き合ってるの?」
「え!?付き合ってないよー!幼なじみで仲良いだけだよ」
私は焦ってすぐ否定した。傍から見たら恋人同士に見えるのだろうか。
「そうなんだー!2人とも美男美女でお似合いだったからてっきり付き合ってるのかと思った。よかった」
「…美男美女??」
「うん!入学して早々もう噂になってるよーお似合いカップルだーって」
朝起きるとなんかいつもより暖かさを感じ、目を開けると私は怜に抱きついて寝ていた。
「…!?」
一気に目が覚め離れると昨日の事を思い出し冷静になった。
怜を見るとすでに起きていたようだ。
「おはよう、未桜」
「お、おはよう。ごめん、抱きついてて…」
「いーよ。おかげで充電できた」
とよく分からないことを言い、笑っていた。今は6時40分。私達は学校に行く準備をして家を出た。
1時間目が始まり自己紹介が始まった。私は人見知りもあり人前で話すのは苦手だ。
出席番号1番の人から順にやっていくことになった。名前と趣味と好きな食べ物を言うようだ。
私の出席番号は16番。次々と進んでいき、怜の番となった。怜が立ち上がると女子の皆は興味津々のように視線を向けている。
「佐山怜です。趣味は映画鑑賞、好きな食べ物はハンバーグです。よろしくお願いします」
怜の番が終わり私へ順番が回ってきた。私は立ち上がり
「し、清水未桜です。趣味はお菓子作り、好きな食べ物はオムライスです。よ、よろしくお願いします」
少しどもったがちゃんと噛まずに言えることができた。クラス全員の自己紹介が終わり15分休憩となった。
晴ちゃんが私の席に来た。
「未桜ー緊張してたね!(笑)」
「うん(笑)やっぱ人前は苦手だよぉ」
怜も後ろを向き話に参加した。
「毎年やってるのに(笑)そんなんで次の時間大丈夫なの?」
そう次の授業はクラスの人と仲良くなるために隣の席の人と質問し合ったりしてお互いを知るのだ。10分毎に人は変わるが隣の列の5人中4人は男子だ。
怜以外の男子とは話すことがないので緊張する。
「うぅ、どうしよぉぉ」
「未桜重く考えすぎ!(笑)もっと気軽に行きな!」
「晴ちゃん見たく気さくに話せればいいんだけどなぁぁ」
などと話しているとチャイムがなり先生がきた。まずは隣の人とだ。名前は…自己紹介終わって安心してたから聞いてなかった…。
隣の人は明るくて話しやすそうな雰囲気で自己紹介してくれた。
「はじめまして!春野歩(はるのあゆむ)です。よろしくねっ清水さん」
名前を覚えていたらしい。覚えてなくてなんか申し訳ないな…。
「は、はじめましてっ清水未桜です。よろしくお願いします…」
「清水さんさっきの自己紹介の時もだけど緊張してる?(笑)もっと気楽にいこ!(笑)」
私の緊張に気づいたのか気を遣ってくれたようだ。優しい人でよかった。
「う、うん!緊張してて(笑)ありがと」
「いーえ!俺隣で話してるの見て清水さんと話したいと思ってたんだぁ」
「そうなの?(笑)」
「うん!気になってたんだけど佐山くんとは付き合ってるの?」
「え!?付き合ってないよー!幼なじみで仲良いだけだよ」
私は焦ってすぐ否定した。傍から見たら恋人同士に見えるのだろうか。
「そうなんだー!2人とも美男美女でお似合いだったからてっきり付き合ってるのかと思った。よかった」
「…美男美女??」
「うん!入学して早々もう噂になってるよーお似合いカップルだーって」