幼なじみに溺愛されてるみたいです…!
身体測定の日となり今日はジャージ登校だ。体育館に行って体重と身長を測った。
体重はまあ…少し増えていたが身長も2cm伸びたので身長の分だと思い気にしないでおこう。
「身長伸びてたー?」
「うん!155になったよっ!晴ちゃんはどうだったー?」
「私は164!1cmしか伸びなかった(笑)もう伸びないのかなぁ」
晴ちゃんは身長が高くスタイルがいい。顔立ちも美人で社交的だ。男女どちらからも人気が高い。
「いいなぁ私も160超えたいー!」
「あははっ未桜はこのままでいいよぉぉ」
と抱きついてきた。教室に向かっていると階段の所に怜がいた。どうやら同じクラスの友達ができたようで一緒に歩いている。
こちらに気が付き私達の元へやってきた。
「未桜どうだった?」
「155cmだった!怜は?」
「俺は178だったよ」
「もー2人ともいつの間にか伸びすぎだよぉ」
私は頬を膨らませた。怜は私の頬を優しくぷにっとおさえた。
中1まで3人とも同じくらいの背丈だったのに成長期がきたようでぐんぐん伸びた。
私も成長期くるかなーとは思ったものの全然伸びなく2人とこんなに差がついてしまった。
怜とさっきまで話していた男の子が来た。
「れーい。教室行こ」
この人は確か…怜の隣の席だったはずだ。
「あ、うん。ごめん。未桜達も行こ」
教室に向かった。怜に男の子の名前を教えてもらった。名前は伊藤優也(いとうゆうや)というらしい。
教室につき視力検査を行った。去年より1段階落ち両目Cとなった。
また落ちちゃった…。そろそろ新しい眼鏡買いに行かなきゃ。私は勉強する時だけ眼鏡をかけている。
「未桜また暗いところで本読んでたの?」
寝る前に30分だけ本を読むのがルーティンだ。最近は小さい灯りで読んでいたので悪化したようだ。
「うんー。続き気になっちゃって電気暗くしてからも読んでるの」
怜と話をしていると横から2人で話していた春野くんと伊藤くんが話に入ってきた。
「ねね、2人っていつから一緒なの?」
「保育園からだよ」
伊藤くんが私達に興味津々だったようで
「2人の間で恋愛感情とかうまれないの?」
と聞いてきた。私は怜にまだ気持ちがバレたくないのですぐさま否定をした。
「ないない!!何年も一緒にいるから兄妹みたいなもんだよ!」
怜もこう思ってるのかなと考えると自分で言ってダメージを受けた。
「へーそっかぁそうそう!来月の野外学習なんだけどー」
と春野くん達は来月ある野外学習の話に移った。
怜の方を見ると少し怒っているように見える。
(何か変なこと言っちゃったかな…?)
その後全ての測定が終わり下校となった。 3人で一緒に帰ってるとこっそり晴ちゃんが話しかけてきた。
「なんか怜機嫌悪いけど何かあったの?」
怜は機嫌が悪いことは滅多にないがいつも以上に口数が少なくなる。
原因なのかはわからないがとりあえずさっき春野くん達と話していたことを言った。
すると晴ちゃんは何故機嫌悪くなったのか理解したようだがよしよししてあげれば治るよって言って帰って行った。
よしよしって…!2人が私の頭を撫でることはあるがその逆はない。しかも好きな人の頭を撫でるって…。
するべきなのか考えていたらいつの間にか家に着いていた。家に入ると今日もお母さんはいなく2人でご飯となった。
着替え終わってキッチンに行くと怜がもうご飯を作り始めていた。
近くによると座っててと言われたのでさらに機嫌を損ねるかもと思い座って待っていた。
黙々とご飯を食べお皿を片付けソファーに座った。
(き、きまずい…)
私はまたどうするか悩んでいた。怜にはいつも通りになって欲しいが頭を撫でて治るものなのか。逆にさらに悪化してしまうのではないかと…。
怜を見るとぼーっとテレビを見ていた。
(晴ちゃんを信じるしかない!)
と決心して私は怜の方を向き頭を撫でた。ずっとサラサラそうだなぁと思っていた髪の毛はやはり触り心地もサラサラだった。
心地よく恥ずかしさなんて忘れて頭を触っていた。
「!?ちょ、なにしてるの」
と手を掴まれた。怜は驚いていた。照れたのか耳が真っ赤になっていた。私は晴ちゃんに言われたことを説明した。
「は、晴ちゃんがよしよししたら怜の機嫌良くなる…って言ってたから…」
私は嫌だったのかなと不安になりだんだん声が小さくなった。
「そういうことか。うん。機嫌悪いからさ、もっと頭なでて?」
と私の太ももに頭を乗っけて寝っ転がった。なんだか子犬みたいでかわいかった。
「うん。わかった。」
怜の気が済むまで撫で続けた。この怜という人間がとても愛おしく感じた。
落ち着いたようで結局なんで機嫌が悪くなったのか尋ねてみた。
「それは未桜が俺の事兄妹みたいって言ったから…」
と少し拗ねたように言っていた。
「てんぱっちゃって他に思いつかなかったんだもん…ごめん」
「もういいけど。俺は未桜のこと兄妹としてみてないから」
これは喜んでいいものなのか?と思ったがとりあえず機嫌が治ったので別の話題をだした。
体重はまあ…少し増えていたが身長も2cm伸びたので身長の分だと思い気にしないでおこう。
「身長伸びてたー?」
「うん!155になったよっ!晴ちゃんはどうだったー?」
「私は164!1cmしか伸びなかった(笑)もう伸びないのかなぁ」
晴ちゃんは身長が高くスタイルがいい。顔立ちも美人で社交的だ。男女どちらからも人気が高い。
「いいなぁ私も160超えたいー!」
「あははっ未桜はこのままでいいよぉぉ」
と抱きついてきた。教室に向かっていると階段の所に怜がいた。どうやら同じクラスの友達ができたようで一緒に歩いている。
こちらに気が付き私達の元へやってきた。
「未桜どうだった?」
「155cmだった!怜は?」
「俺は178だったよ」
「もー2人ともいつの間にか伸びすぎだよぉ」
私は頬を膨らませた。怜は私の頬を優しくぷにっとおさえた。
中1まで3人とも同じくらいの背丈だったのに成長期がきたようでぐんぐん伸びた。
私も成長期くるかなーとは思ったものの全然伸びなく2人とこんなに差がついてしまった。
怜とさっきまで話していた男の子が来た。
「れーい。教室行こ」
この人は確か…怜の隣の席だったはずだ。
「あ、うん。ごめん。未桜達も行こ」
教室に向かった。怜に男の子の名前を教えてもらった。名前は伊藤優也(いとうゆうや)というらしい。
教室につき視力検査を行った。去年より1段階落ち両目Cとなった。
また落ちちゃった…。そろそろ新しい眼鏡買いに行かなきゃ。私は勉強する時だけ眼鏡をかけている。
「未桜また暗いところで本読んでたの?」
寝る前に30分だけ本を読むのがルーティンだ。最近は小さい灯りで読んでいたので悪化したようだ。
「うんー。続き気になっちゃって電気暗くしてからも読んでるの」
怜と話をしていると横から2人で話していた春野くんと伊藤くんが話に入ってきた。
「ねね、2人っていつから一緒なの?」
「保育園からだよ」
伊藤くんが私達に興味津々だったようで
「2人の間で恋愛感情とかうまれないの?」
と聞いてきた。私は怜にまだ気持ちがバレたくないのですぐさま否定をした。
「ないない!!何年も一緒にいるから兄妹みたいなもんだよ!」
怜もこう思ってるのかなと考えると自分で言ってダメージを受けた。
「へーそっかぁそうそう!来月の野外学習なんだけどー」
と春野くん達は来月ある野外学習の話に移った。
怜の方を見ると少し怒っているように見える。
(何か変なこと言っちゃったかな…?)
その後全ての測定が終わり下校となった。 3人で一緒に帰ってるとこっそり晴ちゃんが話しかけてきた。
「なんか怜機嫌悪いけど何かあったの?」
怜は機嫌が悪いことは滅多にないがいつも以上に口数が少なくなる。
原因なのかはわからないがとりあえずさっき春野くん達と話していたことを言った。
すると晴ちゃんは何故機嫌悪くなったのか理解したようだがよしよししてあげれば治るよって言って帰って行った。
よしよしって…!2人が私の頭を撫でることはあるがその逆はない。しかも好きな人の頭を撫でるって…。
するべきなのか考えていたらいつの間にか家に着いていた。家に入ると今日もお母さんはいなく2人でご飯となった。
着替え終わってキッチンに行くと怜がもうご飯を作り始めていた。
近くによると座っててと言われたのでさらに機嫌を損ねるかもと思い座って待っていた。
黙々とご飯を食べお皿を片付けソファーに座った。
(き、きまずい…)
私はまたどうするか悩んでいた。怜にはいつも通りになって欲しいが頭を撫でて治るものなのか。逆にさらに悪化してしまうのではないかと…。
怜を見るとぼーっとテレビを見ていた。
(晴ちゃんを信じるしかない!)
と決心して私は怜の方を向き頭を撫でた。ずっとサラサラそうだなぁと思っていた髪の毛はやはり触り心地もサラサラだった。
心地よく恥ずかしさなんて忘れて頭を触っていた。
「!?ちょ、なにしてるの」
と手を掴まれた。怜は驚いていた。照れたのか耳が真っ赤になっていた。私は晴ちゃんに言われたことを説明した。
「は、晴ちゃんがよしよししたら怜の機嫌良くなる…って言ってたから…」
私は嫌だったのかなと不安になりだんだん声が小さくなった。
「そういうことか。うん。機嫌悪いからさ、もっと頭なでて?」
と私の太ももに頭を乗っけて寝っ転がった。なんだか子犬みたいでかわいかった。
「うん。わかった。」
怜の気が済むまで撫で続けた。この怜という人間がとても愛おしく感じた。
落ち着いたようで結局なんで機嫌が悪くなったのか尋ねてみた。
「それは未桜が俺の事兄妹みたいって言ったから…」
と少し拗ねたように言っていた。
「てんぱっちゃって他に思いつかなかったんだもん…ごめん」
「もういいけど。俺は未桜のこと兄妹としてみてないから」
これは喜んでいいものなのか?と思ったがとりあえず機嫌が治ったので別の話題をだした。