完璧御曹司の優しい結婚事情
ネックレスをつけ終わると、樹さんは私の正面にもどって、じっと首元を見つめた。
「うん。思った通りだ。すごく似合ってる」
「ありがとう」
それからデザートを食べ終えると、樹さんに手を引かれて部屋へ向かった。ドキドキしながら連れてこられたのは、私には場違いなぐらい豪華な部屋だった。
これって、スイートルームとかだよね……?
あまりの豪華さに、気後れしそうだ。
「葉月、夜景が綺麗に見えるはずだよ」
樹さんに言われて窓に近く。部屋の豪華さに目を奪われていたけれど、この部屋からは都会の明かりが一望できて、その眺めはすごく素敵だった。
「うわあ、綺麗……」
言葉を失ってしばらく見つめていると、後ろからふわっと抱きしめられる。窓越しに目が合うと、樹さんは私の耳元に口を寄せて囁いた。
「葉月、愛してる」
そのまま、耳や首、肩と唇を這わせていく。背中からなんとも言えない、ゾクゾクとした感覚が迫り上がってくる。恥ずかしさからなのか、期待からなのか、あり得ないぐらい速く鼓動が打ち付けている。
「うん。思った通りだ。すごく似合ってる」
「ありがとう」
それからデザートを食べ終えると、樹さんに手を引かれて部屋へ向かった。ドキドキしながら連れてこられたのは、私には場違いなぐらい豪華な部屋だった。
これって、スイートルームとかだよね……?
あまりの豪華さに、気後れしそうだ。
「葉月、夜景が綺麗に見えるはずだよ」
樹さんに言われて窓に近く。部屋の豪華さに目を奪われていたけれど、この部屋からは都会の明かりが一望できて、その眺めはすごく素敵だった。
「うわあ、綺麗……」
言葉を失ってしばらく見つめていると、後ろからふわっと抱きしめられる。窓越しに目が合うと、樹さんは私の耳元に口を寄せて囁いた。
「葉月、愛してる」
そのまま、耳や首、肩と唇を這わせていく。背中からなんとも言えない、ゾクゾクとした感覚が迫り上がってくる。恥ずかしさからなのか、期待からなのか、あり得ないぐらい速く鼓動が打ち付けている。