完璧御曹司の優しい結婚事情
「大丈夫?」
小さく頷く私から目を逸らすことなく、樹さんが見つめてくる。
「なんだからゾクゾクして……自分がどうにかなってしまいそう」
「大丈夫だよ」
大きな手で頬を撫でてくれる。
「優しくする。無理だと思った時は、ちゃんと言うんだよ」
優しく微笑むと、私の服に手をかけながら、再び唇を這わせていく。
私の体がビクッと強張るたびに、あやすように囁く。
「大丈夫だよ、葉月」
「愛してる」
「綺麗だ」
樹さんの言葉に、全身から力も抜けていき、気付けば下着姿になっていた。合間で樹さんもシャツを脱いでいる。直接肌が触れ合えば、恥ずかしいのに心地よさを感じる。
緊張よりも心地よさが上回って、なんだかぼんやりしてきた頃、下着も外されていた。誰にも触れられたことのない部分に、樹さんの手や唇が触れると、自分の声とは思えないような甘い声が漏れる。おもわず口元を押さえると、樹さんにそっと外されてしまう。
「ちゃんと聞かせて」
優しく耳元で言われれば、命令されたわけでもないのに従ってしまう。小さな抵抗をやめて、樹さんのするまま身を任せた。
小さく頷く私から目を逸らすことなく、樹さんが見つめてくる。
「なんだからゾクゾクして……自分がどうにかなってしまいそう」
「大丈夫だよ」
大きな手で頬を撫でてくれる。
「優しくする。無理だと思った時は、ちゃんと言うんだよ」
優しく微笑むと、私の服に手をかけながら、再び唇を這わせていく。
私の体がビクッと強張るたびに、あやすように囁く。
「大丈夫だよ、葉月」
「愛してる」
「綺麗だ」
樹さんの言葉に、全身から力も抜けていき、気付けば下着姿になっていた。合間で樹さんもシャツを脱いでいる。直接肌が触れ合えば、恥ずかしいのに心地よさを感じる。
緊張よりも心地よさが上回って、なんだかぼんやりしてきた頃、下着も外されていた。誰にも触れられたことのない部分に、樹さんの手や唇が触れると、自分の声とは思えないような甘い声が漏れる。おもわず口元を押さえると、樹さんにそっと外されてしまう。
「ちゃんと聞かせて」
優しく耳元で言われれば、命令されたわけでもないのに従ってしまう。小さな抵抗をやめて、樹さんのするまま身を任せた。