「No title」


確かに厄介事は面倒だ


でも私はそこまでヤワじゃない


厳しい両親の元で育ってきたからか
大概のことは割と平気



今回は運悪く怪我なんてしてしまったけど
あれは少し油断してたからだ
口だけだろうって


「自分の身くらい自分で守れるけど

でも…」



「ん?」


「いや、なんでもない」



たとえ面倒事が増えたとしても私は…



先輩との関係を切りたくないなって思ってる


これがどういう感情なのか正直今は分からないけど



先輩といればそれもしれるのかな。



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