冷酷姫に溺れて。
いつもの如く、霜月さんは一人でご飯を食べていた。
でも、今日は話しかけないでおこう。
周りの奴らがうるさいし。
今日、頼んだのは食堂名物のとんかつ定食。
特製ソースが濃厚で最高なんだよな。
「隣いい?」
真優もとんかつ定食を持ってきた。
「お前、何の授業受けたんだ?」
「私?私は生物だよ」
生物か。
「ところで冷酷姫に助けてもらったんだってね?」
またその話かよ。
「そうだけど」
「なんで私の忠告を無視するの?そこまで執着する理由なんてないじゃん」
俺にはあるんだよ。
霜月さんを笑わせたい。
あの笑顔は人を幸せにしてくれるからな。
ただそれだけで悪いかよ。
「好きなんじゃないでしょうね?」
「……好きだけど」
「え!?」
予想外の言葉に驚いたようだ。
「千影…冷酷姫が好きなんだ」
なんだよ。
いいじゃないか、別に。
でも、今日は話しかけないでおこう。
周りの奴らがうるさいし。
今日、頼んだのは食堂名物のとんかつ定食。
特製ソースが濃厚で最高なんだよな。
「隣いい?」
真優もとんかつ定食を持ってきた。
「お前、何の授業受けたんだ?」
「私?私は生物だよ」
生物か。
「ところで冷酷姫に助けてもらったんだってね?」
またその話かよ。
「そうだけど」
「なんで私の忠告を無視するの?そこまで執着する理由なんてないじゃん」
俺にはあるんだよ。
霜月さんを笑わせたい。
あの笑顔は人を幸せにしてくれるからな。
ただそれだけで悪いかよ。
「好きなんじゃないでしょうね?」
「……好きだけど」
「え!?」
予想外の言葉に驚いたようだ。
「千影…冷酷姫が好きなんだ」
なんだよ。
いいじゃないか、別に。