愛・精神疾患

手を引かれて








クラス替え


今日から高校二年生


わたしは左側を机を伏せて
右向きの体制で机に突っ伏している






隣には





綺麗な寝顔をこちらに向けている
私にとって世界で素敵で一番愛した




ー隣の席の男の子ー



というより



ー隣の席の男の子ーだった人



そしてそいつはいつも居眠りをしていた


学校に来ない日も多かった


たまに身体から見える肌には
怪我をしてると噂を聞いた



いきなり話しかけてきたり
いきなりニコニコわらったり


涼しげな顔でハーフ。鼻がキレイ
地毛が茶色でとてもイケメンだけど....


変なやつってイメージ
ほんとにみんな近寄らなかった


でも碧から感じるものは
他の男子高校生と違うものがあった


それはみんな気付いてて
噂だってしてた


仲間外れにもしなかった
だからってら友達もいなかった


突然家に走って帰ったり
暴れては鍵を閉めて出てこなかったり
とにかくいつも不機嫌で
笑わなかった、居眠りばかりしていた
ピアスがたくさん開いていた



あとはなんだろうか


関わりを持つ前はとにかく変な
なやつだった


というより、興味がなかった。

からハッキリゆうとわからない。




そして初めて話したのが
中一の冬



碧はいつもいきなり話しかけてくる


はじめましてもそうだった



碧「こころ、うさぎ小屋行こうぜ」


彼はニコっと笑った


心「なんでわたしのなまえ....?」


碧とは違うクラスだったのに。


手を握られた
ひかれついていった





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