私とあなたのラブシークレット
8
翌日
「お、おま、」
何?
「やべ、可愛い」
??
「ここに閉じ込めたい」
はい!?
「でも、お前の父親に会うんだもんな。
少しでも可愛くいたいよな」
そうだけど・・・
そんなに、マキシ丈ワンピースって意外?
マキシ丈ワンピに半そでの薄手の上着
伊蕗にぃの車が寮の前に泊まったのを確認すると
翔哉さんが先に出てくれた
「悪いな。愛実。急に決めて」
「ううん。決めてくれなかったら
あたしは、会わなかったかもしれない」
「そうか」
助手席には京にぃ
後ろにあたしと翔哉さん
そして車を走らせること数時間
「ここって」
「深瀬が経営するレストランだ」
!?
やっぱり。三ツ谷はレストランにまで
業務を広げていない。
伊蕗にぃも、出してはいないと思ったけど
深瀬が関係してるんだ
「愛実?」
「え?何?」
「大丈夫か?」
「うん。大丈夫」
本当は大丈夫じゃない。
今だって会うのが怖い
「京介悪い。少し愛実借りる」
「あぁ。あんまり遅くなんなよ」
「あぁ。分かってる」