私とあなたのラブシークレット
翔哉side
一方
「なぁ。お前の婚約者、今年のプリンセスなんだろ?
どんな挨拶するんだ?」
「さあな」
この学園では、プリンセスになったものが
挨拶をする。
いない年であればその年のトップ生徒に行ってもらう
今年は、愛実が、言う年だ
「えー。プリンセスが、体調不良ということで
今年も、学年トップの___」
愛実が、体調不良?
朝は、元気だったじゃねぇか
「翔哉?」
「どーしたの?」
くっついてくるのは副会長補佐の女
「別に。っつーか
お前、離れろよ。あいつの顔がこえーじゃねぇか」
「えー」
そんなことを言いながら
しぶしぶ離れた、女。
「翔哉。凜乃(りの)を虐めないでくれないか」
「はっバカ言え。こいつがくっついてきたんだろうが」
「生徒会長。挨拶を」
その言葉が聞こえて、はっとして
壇上に立つ