私とあなたのラブシークレット
それから、来る日も来る日も
愛実の部屋に行くも変わらなくて
やっと愛実が入れてくれたのは
京介が14歳
俺が20歳の時だ
しかも、俺がみのりを愛実に紹介した時だった
「愛実。まだ、俺達には言いたくないか?」
「あたし・・・あたし、あの執事や、メイドたちが怖い」
ガタガタと震えている愛実を見て
確信した。
「愛実。落ち着いていい。周りを見てみろ。
今誰がいる?俺と京介。みのりだけだろう?」
「あ、ごめ、ごめん、なさい」
「謝るな。愛実は謝ることなどしていない。
大丈夫だ。愛実、少し先の話をしようか