私とあなたのラブシークレット
9
「ん・・・」
ここ、どこ・・・?
目が覚めればいつもついている電気がついていなくて
真っ暗の中、ただ思うのは
あの時の恐怖
「ぁ・・・い、い、
いやああああああああ!!!」
ドタドタとかけてくる足跡
「愛実!?」
あ・・・
怖い・・・
翔哉が、怖い・・・
「出ちまったのか?」
「かもしれねぇな」
でその言葉を言いながら、電気をつけてくれた翔哉
ガタガタと震えているあたしを
何も言わないで、抱きしめてくれた
「大丈夫だ。大丈夫。
俺は、何もしない。襲ったりも、シカトもしねぇから
安心していい」
「ぅぁ・・・」
「それでも、怖いなら、少しだけ、離れ」
「離れたくない」
怖いの・・・1人でいるのが