私とあなたのラブシークレット
勢い良く開けた場所
それは、探したはずの生徒会室
の奥にある
愛実にヤキモチを焼かれて逃げられた場所
”会長室”
「頼むから、いてくれよ・・・」
ガチャと開けた先にいた愛実は
ベッドの上で寝ていて
机の上には、やっていたのであろう、課題が積み重ねられていた
「誰か一緒に居たのか?」
そう思った矢先に、またも京介からの電話
「なんだよ」
「見つかったか?」
「あぁ。見つけたさ
しかし、なんで会長室なんだよ?」
「保健室や、図書室にいて欲しかったか?」
図書室
保健室・・・
愛実の、この寝顔を他の男に見られていた可能性があると
「冗談じゃねぇ」
「ククっお前でも妬くんだな」
「てめぇ」