私とあなたのラブシークレット
「女の人ー?」
自分で言って泣きそうな顔をしている愛実
「馬鹿。京介だ」
「んー」
「ほら。寝るぞ」
「はーい」
目をこすりながら、小さい子供のように
ついてくる愛実。
寝室に入るなり抱き着いて
離れない愛実を見ると
すでに寝てしまっていて
「ったく。
こんな姿、他の野郎には見せらんねぇな」
ベッドに愛実を横にすれば
安心したかのように寝ている愛実を見て
「卒業したら、俺と一緒に暮らそうか」
愛実を心変わりさせるわけにはいかねぇし
周りの男どもから、愛実を守る事も出来る
そっちの方が安心だ