私とあなたのラブシークレット

暫くして、2人も車に乗り込んで、
まずは、柚ちゃんと京にぃの寮の場所に行って
着替えだけしたらすぐに出てきた2人

「あら、愛実。京介に惚れちゃだめよ?」

「え?」

「ずっと、京介見てたじゃない」

いやいや。
「柚ちゃんの洋服、可愛いなって思っただけだよ?」

京にぃの私服なんて、どうでもいいもん。
伊蕗にぃの私服の方がかっこいいし

「はいはい」

「柚。早く乗れ」

「わっ」

京にぃが柚ちゃんの腕を引っ張って入れたのが見えた
いいなぁ。

「愛実にもいるじゃないか」

「え?」

「翔哉が」

「っ」

「あら、顔真っ赤。可愛い」

「なっ」

「俺たちじゃ、こんな顔には出来ないな」

え?
「きっと、同じことやっても、多分
翔哉は、愛実には加減してんだろ」

「そうなの?」

「は?」

「愛実・・・」

「だって、一緒に寝てないし。
ご飯だって、一緒に食べるわけじゃないし」

「ふーん」

「拗ねてるわけだ」

へ?
す、拗ねてなんか・・・
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