私とあなたのラブシークレット
午前中、めい一杯生徒会室で勉強して
お昼には、翔哉さんが生徒会室に来てくれて
一緒にご飯を食べて
午後には、教室に戻ったけど
男子の多いこのクラスにはいまだになじめない
「み、三ツ谷さん」
ビクゥ
ズササササと後ろに後ずさったあたし
「男嫌いって本当だったんだ」
なっ
この男(ヒト)怖いっ
「愛実?」
「え?誰?」
「い、伊蕗・・・」
ガタガタと震えているあたしを見て
何かを察したのだろう
「悪いな。こいつはしばらく
この教室には来ない」
「は、はい」
?
「あのジジイ。俺たちの愛実を牢獄みたいなところにぶち込みやがって」
「伊蕗にぃ」
牢獄って
「翔哉から生徒会室にいるって言われたのに
教室にいるしな」
「うぅ」