私とあなたのラブシークレット
翌日、
真新しい制服に手を通して
鏡の前に立ってみる

「うん。可愛い」
この制服、着てみるとやっぱりかわいい

「何、制服見て、見とれてんだよ愛実」

!?
「あ、おはよう、ございます」

「あぁ」

リビングに行けば、昨日翔哉さんが出した
コーヒーメーカーがあって

「俺、朝はコーヒーだけだから」

え?
そうなんだ。
作る前でよかった

「じゃ、俺行ってくる」

!?

「早くないですか?」

「生徒会の仕事が溜まってんだよ」

そう、なんだ

「入学式、遅れんなよ?愛実」

「・・・っ」

どうしよう、顔が近いっ

ちゅっ

「!?」
ま、またキスしたっ

「学校でな」

それだけ言って、先に行ってしまった、翔哉さん

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