私とあなたのラブシークレット
「分かった。だがな。言っておく」
何を
「俺は、お前を婚約者だから好きだって思って
好きだと言ったわけではない」
え?
「俺は、お前が好きだから、好きだといった」
「本当・・・?」
本当に、その言葉を信じてもいいの?
「あぁ。お前も、俺が好きなんだっけ」
「・・・っ」
翔哉さんの言われたセリフに
顔が赤くなるのが分かった
「こんな顔も、他の男(ヤロー)どもには見せたくねぇ。
いや、見せんじゃねぇ」
翔哉さんの言うセリフに、ドキドキする
こんなのあたしじゃないみたいで・・・
「え・・・?」
ゴロっと横になってきた翔哉さん
「少し休ませろ」
休ませろって、
休みたいなら、寝室に行けばいいのに・・・
「こうしとけば、お前も逃げらんねぇだろ」
!?
「もう、離すつもりもないけどな」
ドクンとひと際胸が大きく鳴った気がする