私とあなたのラブシークレット
「さーて、あたしたちのクラスはっと」
「うぅ~」
み、見えない
男の人がいっぱいで、怖いし
「愛実。ここに居なさい。見てきてあげるから」
「あ、ありがとう」
いいなぁ。芽実は身長が高くて
私も身長が高かったらなぁ・・・
そしたら
「はっ」
イケナイイケナイ
また、翔哉さんの事考えちゃいそうだった
「愛実」
「芽実」
「違うクラスだったわ」
芽実に言われたとき、ちょっとだ不安になった
芽実と、離れて私は大丈夫だろうか
ううん。きっと、大丈夫じゃない
「それに、あんたのクラス、やけに男が多いんだけど」
うぅ~
それが1番イヤ
男なんて、怖いだけだもん。
あの時の、あの恐怖は、まだ、消えてもなければ
私に”トラウマ”という名のものを残している