私とあなたのラブシークレット

午前中にHONEYLOVERに来て正解だった

出たらすでにお昼まじかになっていて

「飯でも食って帰るか」

「え?」

「ほら、お前も行くぞ」

そう言われているのは委員長

「でも」

「いいんだよ。どうせ帰ったら、星稜祭の準備に追われるんだから」

それもそっか

3人でご飯なんて、違和感があったけど
委員長とは、少しだけ距離を縮められた気がする

「三ツ谷さん。星稜祭を機に、クラスで話してるんだけどね?
みんな、名前で呼び合おうって話が出てるんだけど
三ツ谷さんは、どう?」

「え、っとあの」

「いいんじゃね?
名字で呼んでるとクラスなのに、他人行儀だしな」

「翔哉さんはいいの?」
あたしが他の男の子の名前を呼んでも

「でも、男は、星稜祭まで。
愛実。男は名字で呼べよ」

やっぱり・・・

「いいと、思う」

「やったっ」

< 98 / 185 >

この作品をシェア

pagetop