あの日の二人に

事件

そのころ、
[零の家]

｢あぁ〜よく寝た！｣
零が目を覚ました、
いつもと一緒の朝…のはずだった…、
その光景を目にするまでゎ。
｢おかん飯｣
零ゎ階段を下りながら言った、
その日ゎ返事がなかった、
零ゎ一階に降りて異様な光景を見た、
零の父と母が血だらけで倒れているのだ。
その近くに２つの人影が、
朝の陽射しに照らされ顔が見えた、
｢この前のヤクザ｣
零ゎ思った、
｢久しぶりだな｣
一人が言った、
｢この前ゎよくもやってくれたな｣
もう一人が言った、
｢お・お前ら何を…｣
零の声が震えた、
｢死んじゃった｣
二人ゎ笑いながら答えた、
｢テメェらだけゎ殺す｣
零ゎ二人に飛びかかった、
零の勝てる相手じゃなかった…。
｢お前ゎ人質だ、もう一人を誘き出すためのな｣
一人が笑いながら言った、
零ゎ事務所に連れていかれてしまった、


｢零！｣
やっと零の家に着いた、
ドアを開けた瞬間、
血生臭い臭い、
目の前に広がる真っ赤な床、
｢遅かった…｣
俺ゎ再び走り出した、

[喫茶店]

｢マスター!!｣
店に入るなり叫んだ、
｢どうした？こんな時間に｣
マスターゎ驚きながら言った、
｢このへんを砦にしてるヤクザを教えてくれ｣
俺ゎ真剣に聞いた、
マスターゎ戸惑いながらも、
教えてくれた、
俺が店を出ようとしたら、
｢死ぬなよ｣
マスターが言った、
｢あたり前だ、またコーラ飲みに来るよ｣
笑顔で答えた、
俺ゎ教えてもらった場所に走った、
｢ここだ｣
たどり着いた場所ゎ、
[〇〇組事務所]

俺ゎドアを蹴り破った、
｢零を迎えにきた｣
組員が一斉に俺を見た、
その奥に零の姿が、
零ゎボロボロになっていた、
それを見た俺ゎぶちギレた、
｢テメェらゎ絶対殺してやる、覚悟しろ俺の連れに手だしたらどうなるか教えてやる｣