あの日の二人に
別れそして涙
「やっと来たか、待っとったんやで」
一人が笑いながら言った、
「お前が遅かったから、こいつもう死にかけやゎ」
もう一人も笑いながら言った、
「かかってこい、お前ら全員俺一人で十分じゃ」
俺ゎ叫んだ、
先頭を切って一人が殴りかかってきた、
もう止まらない、
俺が死ぬか、
やつらが死ぬまでゎ、
俺の戦争が今始まった、
俺ゎボロボロになりながらも、
一人一人潰していった、
「次ゎどいつだ?」
俺の周りに沢山の人間が倒れていった、
「クソガキが!!」
最後の一人がナイフを持って向かってきた、
次の瞬間、
=グサッ=
ナイフが俺の脇腹に刺さった、
「ふはっ!!死ねや」
ヤクザが言った、
その瞬間この戦争ゎ終わった、
俺ゎ最後の一人を沈めた、
俺ゎ零を背負い歩いた、
「こんなこと前もあったな」
零が小さな声で言った、
「俺とお前が友達になった日だ」
笑顔で答えた、
それから俺ゎ頑張って歩いた、
「やっと着いた」
零を降ろしながら言った、
「もうこんな時間か」
輝く夕陽を見ながら、
震える声で零が言った、

akira「憶えてるか?前にここでずっと一緒にいられたらいいなって言ったこと」
零「憶えてるよ、今もそう思ってる」
akira「もう全部終わったんだ、これからも二人一緒に馬鹿やろうぜ」
零「…」
akira「零?・・・馬鹿…二人一緒にって言ったのに…何で逝っちまうんだよ、まだ若ぇのに、もっと楽しいことお前とやりたかったのに、ずっと一緒って言ったじゃねぇか」
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