年上同期の独占愛～ずっと側に

1週間後、林君から電話がかかってきた。
週末久しぶりにどこか行かないか、とデートのお誘いだった。
しかし、弘美と夏物の洋服を見に行く約束をしていたので、断ってしまった。来週は？と聞かれたが、来週は開発部門のプロジェクトの一部が終了することになっていて、工場内の引越しが入ることのになっていた。
人海戦術要因として待機してほしい、とお願いされていたので来週は仕事だから、とやはり断ってしまった。じゃあ、平日にどこかで食事に行こう、ということになり、また連絡するね、と電話を切った。

弘美とショッピングモールまで買い物に行く日、ランチも夕食も一緒に外でとろう、と約束していたので、一日中ゆっくりと買い物ができる。洋服の他に靴と下着も買おうと思っていた。
結構な荷物になるから大変かな～、と考え、また亮のことを思いだす。
亮は買い物に行きたいというと、必ず車を出してくれた。洋服も一緒に選んでくれたし、亮のものも一緒に選んだ。