年上同期の独占愛~ずっと側に
亜都子との電話を切るとすぐ、今度は弘美に電話したが、繋がらなかった。夜遅くメッセージが来て、明日、仕事終わりに食事行こう、と書いてあった。仕事の状況ではいけないかもしれないが、今は亜都子に話を聞いてもらったばかりだからまだ落ち着いている。
弘美も心配しているだろう。後輩なのに頼りになる親友だ。ゆっくり話を聞いてもらおう。
翌日から、今まで以上に仕事のに打ち込んだ。次年度の事業計画案もOKがもらえ、経営会議での説明も任されることになった。加えて他の部門の事業計画の取締役向いの説明も私が仕切ることになった。
お陰で下準備や日程調整等の根回し、年度開けてからの社員説明も含めて、調整することがたくさんあり、毎日バタバタと過ごしているため、仕事中に林君のことをクヨクヨ考える暇もなく、ありがたかった。亮と別れた時は、仕事中なのに悲しくて悔しくて仕方なかった。亮のことが頭から離れなかった。付き合っていた期間が短すぎたこともあるのかもしれないが、もう、思い出してなんかやるもんか、という気持ちが多い。
弘美とは結局食事に行けていないが、メールで浮気されてたから別れた、ということは伝えてある。心配してくれて電話もくれたが、ゆっくり会って話すことはできていない。弘美も忙しくしているようだ。
年度がかわり、少し仕事にも余裕ができたころ、久しぶりに小野君から同期会の案内メールがきた。亜都子が東京出張でこっちにくるので、そのタイミングに合わせてのことらしい。亜都子からは別でメールが来ていて、同期会に出なかったとしてもどこかで会おう、と書いてあった。
同期会は、小野君には申し訳ないが、欠席で返事を出す。亜都子以外の同期は林君と私のこと、どこまで知っているのかわからないが、もし林君が出席するなら周りも気を遣うだろう。
同期のみんなと会えないのは少し寂しいが、今は億劫な気持ちのほうが強い。結局亜都子も今回の東京出張は2日間だけだったのもあり、30分程度お茶しただけとなってしまった。
弘美も心配しているだろう。後輩なのに頼りになる親友だ。ゆっくり話を聞いてもらおう。
翌日から、今まで以上に仕事のに打ち込んだ。次年度の事業計画案もOKがもらえ、経営会議での説明も任されることになった。加えて他の部門の事業計画の取締役向いの説明も私が仕切ることになった。
お陰で下準備や日程調整等の根回し、年度開けてからの社員説明も含めて、調整することがたくさんあり、毎日バタバタと過ごしているため、仕事中に林君のことをクヨクヨ考える暇もなく、ありがたかった。亮と別れた時は、仕事中なのに悲しくて悔しくて仕方なかった。亮のことが頭から離れなかった。付き合っていた期間が短すぎたこともあるのかもしれないが、もう、思い出してなんかやるもんか、という気持ちが多い。
弘美とは結局食事に行けていないが、メールで浮気されてたから別れた、ということは伝えてある。心配してくれて電話もくれたが、ゆっくり会って話すことはできていない。弘美も忙しくしているようだ。
年度がかわり、少し仕事にも余裕ができたころ、久しぶりに小野君から同期会の案内メールがきた。亜都子が東京出張でこっちにくるので、そのタイミングに合わせてのことらしい。亜都子からは別でメールが来ていて、同期会に出なかったとしてもどこかで会おう、と書いてあった。
同期会は、小野君には申し訳ないが、欠席で返事を出す。亜都子以外の同期は林君と私のこと、どこまで知っているのかわからないが、もし林君が出席するなら周りも気を遣うだろう。
同期のみんなと会えないのは少し寂しいが、今は億劫な気持ちのほうが強い。結局亜都子も今回の東京出張は2日間だけだったのもあり、30分程度お茶しただけとなってしまった。