年上同期の独占愛~ずっと側に
「そんな気はしてたけど。
ここ何か月、やたら仕事詰め込んでるし、最近お酒飲んでるっていうし、つらいことがあったのかな、とは察していたんだけど。
先月林とお昼一緒になったときも、野崎さんのこと萌々ちゃん仕事大変そうですか?なんて聞いてきたからさ。どうなってるのかな、と思ってたんだ。」
「・・・結婚するらしいですよ。」
「そうなんだ。そっか。」
それからしばらく、二人とも無言だったが、橋本さんの4杯目のグラスが出てくるのをきっかけに、仕事の話や他愛もない話を楽しくすることができた。
誕生日のお祝いができなかったから、とお会計は橋本さんがしてくれた。恐縮する私に、じゃあ、今度買い物に付き合ってほしいとお願いをされたので、ちょっと考えてしまう。
「山元さんはいいんですか?」
「山元さん?なんで?」
「だって、買い物なら山元さんのほうがセンス良さそうだし、お休みとか仕事のスケジュール合わせやすいと思って。」
「スケジュールなら俺が合わせるし、野崎さんのセンスでいいんだよ。」
来週から土日のどっちかはしばらく出勤になりそうだ、と伝えると、急がないからお休みがわかったら教えて、とニコっと笑って言われた。
最近の橋本さんは結構笑う。
プロジェクトに配属になったばかりの頃は、クールだと噂があったのもあるが、かなり怖かった。いつも冷静で表情を変えず、何を考えているかわからなかった。しかし最近はよく話してくれるし表情にも出してくれる。
2人で飲みに行くほど仲良くなれるなって思ってもみなかった。
翌週の月曜日からかなりのハイペースで作業を進めていたが、やはり土曜日はやはり出勤になりそうだ。橋本さんお休みを聞かれたので、取り敢えず今週は仕事になりそうなので来週で、と返事をした。
土曜日出勤して朝から作業を進めていると、原さんが午後に用事があるから早めにあがると言っていたため、先に原さんに確認してもらいたいところを優先して作業する。午前中のうちに大体仕上がり、他のパーツもほぼOKだよ、と言われたので、後は自分のペースでやればいいか、とかなり気が楽になった。
ここ何か月、やたら仕事詰め込んでるし、最近お酒飲んでるっていうし、つらいことがあったのかな、とは察していたんだけど。
先月林とお昼一緒になったときも、野崎さんのこと萌々ちゃん仕事大変そうですか?なんて聞いてきたからさ。どうなってるのかな、と思ってたんだ。」
「・・・結婚するらしいですよ。」
「そうなんだ。そっか。」
それからしばらく、二人とも無言だったが、橋本さんの4杯目のグラスが出てくるのをきっかけに、仕事の話や他愛もない話を楽しくすることができた。
誕生日のお祝いができなかったから、とお会計は橋本さんがしてくれた。恐縮する私に、じゃあ、今度買い物に付き合ってほしいとお願いをされたので、ちょっと考えてしまう。
「山元さんはいいんですか?」
「山元さん?なんで?」
「だって、買い物なら山元さんのほうがセンス良さそうだし、お休みとか仕事のスケジュール合わせやすいと思って。」
「スケジュールなら俺が合わせるし、野崎さんのセンスでいいんだよ。」
来週から土日のどっちかはしばらく出勤になりそうだ、と伝えると、急がないからお休みがわかったら教えて、とニコっと笑って言われた。
最近の橋本さんは結構笑う。
プロジェクトに配属になったばかりの頃は、クールだと噂があったのもあるが、かなり怖かった。いつも冷静で表情を変えず、何を考えているかわからなかった。しかし最近はよく話してくれるし表情にも出してくれる。
2人で飲みに行くほど仲良くなれるなって思ってもみなかった。
翌週の月曜日からかなりのハイペースで作業を進めていたが、やはり土曜日はやはり出勤になりそうだ。橋本さんお休みを聞かれたので、取り敢えず今週は仕事になりそうなので来週で、と返事をした。
土曜日出勤して朝から作業を進めていると、原さんが午後に用事があるから早めにあがると言っていたため、先に原さんに確認してもらいたいところを優先して作業する。午前中のうちに大体仕上がり、他のパーツもほぼOKだよ、と言われたので、後は自分のペースでやればいいか、とかなり気が楽になった。