年上同期の独占愛~ずっと側に
近くのイタリアンレストランに入り、早速今までの出来事を弘美に話す。
「最初は些細な喧嘩で、萌々香さんのマリッジブルーなのかな、って思ったのですが、そんな話になっていたんですね。」
「元奥さん、及川さんから話を聞く限り、私の妄想とか、勘違いとか、そんなんじゃないと思ってさ。そしたら急に亮の態度があからさまに冷たくなって。昨日なんて、怒鳴られて、殴られそうになったからね。」
「想像つきません。王子様ばりの笑顔の記憶しかないもんで。大体あんな優しい人がなんでバツイチなんだろう、って不思議に思っちゃっていたくらいだから。」
「そうだよね。私だってあんな亮を見たの、つい最近からだもん。正直昨日はすごく怖かった。お義父さんが止めてくれなかったら、私殴られてたかも」
「重ね重ね、想像つきません。堀村は知ってるのかなあ」
堀村君は弘美の同期だ。亮と知り合うきっかけになったのは、弘美が堀村くんと一緒に飲みに行くので萌々香さんも是非、と誘われたからだ。私も堀村君と一時期一緒の職場だった時があるので仲良くしている。その飲み会の席に亮が来ていたのだ。
「堀村君って、今も亮と会ったりしてるのかな」
「最近はあんまり会ってないみたいですよ。萌々さんにベッタリだってついこの前言ってました」
「私じゃなくて、半年前から他の女の人にベッタリだったけどね」
「そこなんですよねー。萌々香さんと蝦川さんって、殆ど毎日会ってたでしょ?いくら同じアパートだって言ったってそんなにその彼女と会えますかね。」
「夜中だろうが朝だろうが、会ってたんだと思うよ。根岸さん、私の存在知ってるしね。少ししか会えないのも理解してるんじゃないの?」
「根岸さん、変わってますね。彼女といる人とわざわざ付き合うことないのに」
「まあね。でもさ、不倫もそうじゃん。わざわざ結婚している人と付き合わなくても、他に良い人いると思うけどなー、って思わない?」
「そうですね・・・。しかし、二番目でもいいから付き合って!っていうほど、蝦川さんって魅力があるってことなんですね」
「及川さんも言ってたけど、及川さん達の結婚式の一か月前に、新たな出会いがあって付き合ったりしてたみたいだから。どうしようもない人だんだよ」
「最初は些細な喧嘩で、萌々香さんのマリッジブルーなのかな、って思ったのですが、そんな話になっていたんですね。」
「元奥さん、及川さんから話を聞く限り、私の妄想とか、勘違いとか、そんなんじゃないと思ってさ。そしたら急に亮の態度があからさまに冷たくなって。昨日なんて、怒鳴られて、殴られそうになったからね。」
「想像つきません。王子様ばりの笑顔の記憶しかないもんで。大体あんな優しい人がなんでバツイチなんだろう、って不思議に思っちゃっていたくらいだから。」
「そうだよね。私だってあんな亮を見たの、つい最近からだもん。正直昨日はすごく怖かった。お義父さんが止めてくれなかったら、私殴られてたかも」
「重ね重ね、想像つきません。堀村は知ってるのかなあ」
堀村君は弘美の同期だ。亮と知り合うきっかけになったのは、弘美が堀村くんと一緒に飲みに行くので萌々香さんも是非、と誘われたからだ。私も堀村君と一時期一緒の職場だった時があるので仲良くしている。その飲み会の席に亮が来ていたのだ。
「堀村君って、今も亮と会ったりしてるのかな」
「最近はあんまり会ってないみたいですよ。萌々さんにベッタリだってついこの前言ってました」
「私じゃなくて、半年前から他の女の人にベッタリだったけどね」
「そこなんですよねー。萌々香さんと蝦川さんって、殆ど毎日会ってたでしょ?いくら同じアパートだって言ったってそんなにその彼女と会えますかね。」
「夜中だろうが朝だろうが、会ってたんだと思うよ。根岸さん、私の存在知ってるしね。少ししか会えないのも理解してるんじゃないの?」
「根岸さん、変わってますね。彼女といる人とわざわざ付き合うことないのに」
「まあね。でもさ、不倫もそうじゃん。わざわざ結婚している人と付き合わなくても、他に良い人いると思うけどなー、って思わない?」
「そうですね・・・。しかし、二番目でもいいから付き合って!っていうほど、蝦川さんって魅力があるってことなんですね」
「及川さんも言ってたけど、及川さん達の結婚式の一か月前に、新たな出会いがあって付き合ったりしてたみたいだから。どうしようもない人だんだよ」