年上同期の独占愛~ずっと側に
「ああ、尾崎ね。亜都子さんも研修で一緒だったから。二人が結婚するって聞いて、両方知り合いでこんな偶然あるんだな、って驚いた」
驚いた、と言っているが、いつも冷静な橋本さんが言っても、驚いている感じは伝わってこないが・・・
「結婚式も招待してもらってたんだけど、親戚の結婚式と被ってしまって、失礼させてもらったんです」
言われてみると、新郎新婦両方仲良くしているはずなのに、いなかったな、と今更思う。
「そうだったんですね。今日の午後から大阪の亜都子に会いに行くんです。結婚式以来だから楽しみで。亜都子と同じビルにいる他の同期とも今日の夜会う約束してて。」
「へえ、誰?」
「林君と矢島君です」
「矢島君はわかるけど、林君は知らないな・・・。
尾崎とも会うの?皆さんによろしく言っておいて。」
じゃあ、といって橋本さんと別れ、席に戻ると、原さんがニコニコしながら話しかけてきた。
「元気そうでよかった」
「はい。おかげ様で元気にしてます。もうだいぶ、たちますからね」
亮と会わなくなって半年・・・。元気にしているつもりだったが、原さんは気にしてくれていたのがよくわかる。今回の亜都子のお誘いでさらに元気になった私をみて、少し安心したようだ。
午後会社を出て、そのまま新幹線に乗る。18時に梅田で亜都子たちと待ち合わせしているから、到着後2時間程度時間がある。先にホテルにチェックインを済ませてからプラプラする時間がありそうだ。
新大阪駅についてすぐ、亜都子からメッセージがきた。仕事が押してしまって飲み会に遅れそうだとのこと。お店は予約してあるから先に3人で飲んでて、と書いてあった。私は大阪に土地勘がないので梅田の駅まで林君が迎えにきてくれることになった。
ホテルにつき、チェックインしたあと、梅田の街をブラブラしてるとあっという間に18時になった。林くんが前から歩いてくるのが見えた。目があったので軽く手を挙げてみたが何の反応もない。林君、視力悪かったっけな・・・
すると、その後ろから矢島くんが歩いてくるのが見えた。二人ともお互いを気づいてないみたいだ。
私から二人に歩み寄り
「林君、矢島君、久しぶり」
「萌々ちゃんか。全然わからなかったよ。痩せたんじゃない?」
「どうかな・・。少しやせたかもしれないけど、老けたかな?」
驚いた、と言っているが、いつも冷静な橋本さんが言っても、驚いている感じは伝わってこないが・・・
「結婚式も招待してもらってたんだけど、親戚の結婚式と被ってしまって、失礼させてもらったんです」
言われてみると、新郎新婦両方仲良くしているはずなのに、いなかったな、と今更思う。
「そうだったんですね。今日の午後から大阪の亜都子に会いに行くんです。結婚式以来だから楽しみで。亜都子と同じビルにいる他の同期とも今日の夜会う約束してて。」
「へえ、誰?」
「林君と矢島君です」
「矢島君はわかるけど、林君は知らないな・・・。
尾崎とも会うの?皆さんによろしく言っておいて。」
じゃあ、といって橋本さんと別れ、席に戻ると、原さんがニコニコしながら話しかけてきた。
「元気そうでよかった」
「はい。おかげ様で元気にしてます。もうだいぶ、たちますからね」
亮と会わなくなって半年・・・。元気にしているつもりだったが、原さんは気にしてくれていたのがよくわかる。今回の亜都子のお誘いでさらに元気になった私をみて、少し安心したようだ。
午後会社を出て、そのまま新幹線に乗る。18時に梅田で亜都子たちと待ち合わせしているから、到着後2時間程度時間がある。先にホテルにチェックインを済ませてからプラプラする時間がありそうだ。
新大阪駅についてすぐ、亜都子からメッセージがきた。仕事が押してしまって飲み会に遅れそうだとのこと。お店は予約してあるから先に3人で飲んでて、と書いてあった。私は大阪に土地勘がないので梅田の駅まで林君が迎えにきてくれることになった。
ホテルにつき、チェックインしたあと、梅田の街をブラブラしてるとあっという間に18時になった。林くんが前から歩いてくるのが見えた。目があったので軽く手を挙げてみたが何の反応もない。林君、視力悪かったっけな・・・
すると、その後ろから矢島くんが歩いてくるのが見えた。二人ともお互いを気づいてないみたいだ。
私から二人に歩み寄り
「林君、矢島君、久しぶり」
「萌々ちゃんか。全然わからなかったよ。痩せたんじゃない?」
「どうかな・・。少しやせたかもしれないけど、老けたかな?」