年上同期の独占愛~ずっと側に
「いや、老けたとかそんなんじゃないけど、なんだか雰囲気も大分かわったね・・別人みたい」
二人が口々に言うが、どういう意味なのか分からず返事に困る。褒められてるのか、その逆なのか・・・いつまでも黙っているのも変なので話題を変える。
「矢島君たちは職場別々なんでしょ?」
「別々どころか、会社が違うんだよ。林は転勤でこっちきてるんだけど、俺は出向なの。今の所属はグループ会社なんだ。たまたまビルが隣なだけで。」
「じゃあ、亜都子は?」
「あっちゃんは林と同じビル。部署は違うけどね」
「会社出るときあっちゃんに連絡してみたけど、忙しそうだったよ。もしかしたら今日来られないかもな」
林君が亜都子の様子を教えてくれるが、今のところまだ亜都子から連絡がないので、先にお店に行って3人で食事をはじめよう、ということになった。私は明日、亜都子とUSJに行く約束をしているからいいけど、二人は亜都子と食事は久しぶりなんじゃないか、と聞いてみるが、結構3人で集まって飲んでいるらしい。たまに亜都子の旦那さんも合流すると言っていた。
「最初こっちに転勤になったときは寂しかったけど、大分慣れたし、矢島とあっちゃんのおかげで楽しくやってるよ」
「萌々ちゃんは?仕事どう?」
二人にきかれ、それからしばらく今の仕事やの話や、ほかの同期の話で盛り上がった。矢島君も林君も相当お酒が強い。かなり飲んでるけど酔っぱらっているようには見えないが、私はお酒が弱いため、亜都子が来るまでに酔っ払らわないようにほとんど飲んでいなかったのだが、結局亜都子は仕事が終わらず今日は合流できそうもない、と連絡がきた。明日、私とUSJに行くために必死で今日中に終わらせようとがんばってくれている。
矢島くんが彼女から電話が入り、少し席をはずしたときに、萌々ちゃん彼氏は?と聞いてきた。
「いないよ」
「へえー。前より雰囲気変わったし、彼氏の影響かな、って思ったけど、違うんだ」
「うん。全然そんなんじゃないよ」
亮と酷い別れ方をしたばかりで、まだ傷が癒えていなかったし、浮気されて振られたことを林君に知られるのが嫌だったのもあり、無理やり話題を変えた。
「矢島君、遅いね。彼女から電話だって言ってたよね」
「うん。もうすぐ結婚するんだって。矢島は来年本社に転勤になるからね。そのタイミングなんじゃないかな」
二人が口々に言うが、どういう意味なのか分からず返事に困る。褒められてるのか、その逆なのか・・・いつまでも黙っているのも変なので話題を変える。
「矢島君たちは職場別々なんでしょ?」
「別々どころか、会社が違うんだよ。林は転勤でこっちきてるんだけど、俺は出向なの。今の所属はグループ会社なんだ。たまたまビルが隣なだけで。」
「じゃあ、亜都子は?」
「あっちゃんは林と同じビル。部署は違うけどね」
「会社出るときあっちゃんに連絡してみたけど、忙しそうだったよ。もしかしたら今日来られないかもな」
林君が亜都子の様子を教えてくれるが、今のところまだ亜都子から連絡がないので、先にお店に行って3人で食事をはじめよう、ということになった。私は明日、亜都子とUSJに行く約束をしているからいいけど、二人は亜都子と食事は久しぶりなんじゃないか、と聞いてみるが、結構3人で集まって飲んでいるらしい。たまに亜都子の旦那さんも合流すると言っていた。
「最初こっちに転勤になったときは寂しかったけど、大分慣れたし、矢島とあっちゃんのおかげで楽しくやってるよ」
「萌々ちゃんは?仕事どう?」
二人にきかれ、それからしばらく今の仕事やの話や、ほかの同期の話で盛り上がった。矢島君も林君も相当お酒が強い。かなり飲んでるけど酔っぱらっているようには見えないが、私はお酒が弱いため、亜都子が来るまでに酔っ払らわないようにほとんど飲んでいなかったのだが、結局亜都子は仕事が終わらず今日は合流できそうもない、と連絡がきた。明日、私とUSJに行くために必死で今日中に終わらせようとがんばってくれている。
矢島くんが彼女から電話が入り、少し席をはずしたときに、萌々ちゃん彼氏は?と聞いてきた。
「いないよ」
「へえー。前より雰囲気変わったし、彼氏の影響かな、って思ったけど、違うんだ」
「うん。全然そんなんじゃないよ」
亮と酷い別れ方をしたばかりで、まだ傷が癒えていなかったし、浮気されて振られたことを林君に知られるのが嫌だったのもあり、無理やり話題を変えた。
「矢島君、遅いね。彼女から電話だって言ってたよね」
「うん。もうすぐ結婚するんだって。矢島は来年本社に転勤になるからね。そのタイミングなんじゃないかな」